右のストッパーを担ったミリガン(5番)。完敗を喫したチームを暫定主将として立て直せるか。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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 満員に膨れ上がった埼玉スタジアムで、ハリルジャパンの前に0-2の完敗を喫したサッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)。戦前は指揮官も主力選手も強気な発言を繰り返していたが、蓋を開けてみれば堅守を誇った3バックが連携ミスを頻発させ、攻めては拠り所としていた細やかなパスワークを分断された。
 
 かつてジェフ千葉でもプレーし、日本サッカーに精通しているDFマーク・ミリガンにはどう映ったのか。この日は負傷欠場のMFマイル・ジェディナクに代わり、キャプテンマークを巻いてピッチに立った。豪高級紙『The West Australian』の取材に応え、「まだ現実を受け入れられないが……」と呟き、言葉を絞り出した。
 
「最高の準備をして臨んだ。アンジェ(ポステコグルー監督)と選手たちは入念な話し合いを繰り返し、イメージはしっかり共有できていた。だがこうしたビッグゲームでは、往々にしてちょっとしたズレによって全体のバランスが崩れてしまい、上手く行かないことがある。普段は起こり得ない事態を招いてしまうんだ。あの失点(1点目)などはまさにそうだし、軽率にすぎた。ショックで言葉にならなかったほどだ。いったいなにが問題だったのかをいますぐ分析するのは難しいが、ひどく失望している。ただ、下を向いてはいられない。最後の最重要ゲームに臨まなければならないからね。もう一度団結して、ホームゲーム(火曜日のタイ戦)に全力を尽くすよ」
 
 現在グループB・3位のオーストラリアはタイに勝利したうえで、サウジアラビア対日本戦の結果を待つことになる。サウジとは同勝点(16)で並び、得失点は2ポイントの差。ミリガン主将は「日本はきっと高いモチベーションで戦い抜くだろう。敵地でも勝利してくれると信じたい」とメッセージを送った。

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