乾貴士【写真:Getty Images】

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 ロシアW杯アジア最終予選のオーストラリア戦から一夜明けた1日、日本代表の選手たちは次なる決戦の地・サウジアラビアへの出発前にトレーニングを行った。

 ゴールこそなかったものの、オーストラリア戦に先発出場した攻守にハツラツとしたプレーを披露した乾貴士は、「若手が頼もしくなった」とチームの充実ぶりを明かす。

「もちろん(本田)圭佑くんとか、(長友)佑都くんとかもそうだし、岡ちゃん(岡崎慎司)もそうですけど、やっぱり上の選手(だけでなく)、下の(井手口)陽介だったり、(浅野)拓磨だったり、(久保)裕也だったり、いろいろな選手が活躍してるので、特に若手の活躍っていうのは嬉しい」

 オーストラリア戦も勝利を呼ぶゴールを挙げたのは浅野拓磨と井手口陽介という、20代前半の2人だった。乾は特に井手口に関して「陽介がホントに気が利くというか、何でもできるので、俺が逆に頼ってる感じ」と、チーム最年少のMFを絶賛する。

 乾自身、これまでハリルジャパンにおいて絶対的な存在ではなかった。招集自体もほとんどなく、ほぼ新戦力といっていい状態だ。それでも「みんながしっかり周りの選手に気を遣ってやれるのが日本の特徴だと思うので、そういうところでやりにくさっていうのは全くない」という。

「あんまり切羽詰まってないというか、そんなに思い詰めた感じでサッカーをやってないので。昔はやっぱりアピールしたいとかってやってましたけど、まあまあ割とリラックスしながらやれてる」

 自然体でプレーできているからこそ、高いレベルの実力をいつも通り発揮できているのかもしれない。若手の台頭に刺激を受けながら、乾はスペインで培った経験と実力を日本代表に還元していく。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

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