嘉義市政府文化局提供

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(台北 1日 中央社)日本統治時代の1941年12月17日、南部・嘉義中埔を震源にマグニチュード7.1の地震が発生し、死者360人、負傷者729人を出した。嘉義市政府文化局が先月出版した資料集「嘉義写真」には、震災直後の風景を捉えた写真2枚が掲載されており、当時の被災者の姿を読者に伝えている。

写真のうち1枚には、軍人や警察、市民が野外で炊飯する姿が、もう1枚には救援活動グループが被災者のために炊き出しを行う様子が写し出されている。いずれも市民から提供された。地震発生の9日前には日本軍が米軍を奇襲した真珠湾攻撃があったばかりだったために、地震を米軍による爆撃だと勘違いした市民もいたという。

同市文化局は市の歴史写真を保存し、市の発展を記録していこうと、清朝時代から日本統治時代、1971 年までに市内で撮影された古い写真を市民らから募集。「嘉義写真」はこれらの写真をまとめたもので、最新刊は6巻目。今回は投稿された305枚の写真から100枚が選ばれた。

(江俊亮/編集:名切千絵)