米NYのごみ処分場が公園に、野生動物集う

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[ニューヨーク 31日 ロイター] - 米ニューヨークのスタテン島で、ごみ処分埋立地だった場所がフレッシュキルズ・パークと呼ばれる公園に生まれ変わるための工事が行われており、野生動物の宝庫となりつつある。完成は2036年の予定。

かつて毎日最大2万9000トンのごみから餌を漁っていたカモメに代わり、現在はミサゴや営巣中のイナゴヒメドリ、シロフクロウ、キツネ、グラウンドホッグ、シカなどが生息している。イナゴヒメドリは、ニューヨーク州で絶滅の恐れがある種に指定されている。このほか今年は、初めてマネシツグミが観察されたという。

工事は開始から約10年を経ており、ごみの上にジオメンブレン・ライナーの層を重ねたものと土で地表との間を仕切り、その上に豊かな草地が広がっている。

カレッジ・オブ・スタテン・アイランドのリサ・マン生物学教授は「これらの種がこの環境下で生き残り、存続し、繁殖できれば、環境保護において本当に素晴らしいことになる」と述べた。

フレッシュキルズは、約60年間にわたってゴミ捨て場として使われた後、2001年に閉鎖され再開発が始まった。完成時にはマンハッタンのセントラル・パークのほぼ3倍の面積を持ち、マウンテンバイク、釣り、カヤックなど多様な娯楽が可能になる見通し。