多数の隠しカメラが見つかった豪邸(画像は『蘋果日報 2017年8月30日付「豪宅裝33針孔 色董窺7女」』のスクリーンショット)

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自宅のバスルームなどにピンホールカメラを取り付け、訪れた女性ゲストを盗撮していた疑いで台湾の56歳の男が起訴された。男は有名な医療グループの元理事で、これまでにも高雄市の教育委員会や学校、中華民国工商建設研究会、不動産仲介経紀商業同業公会の理事など様々な役職を歴任。投資家としても活躍しており、地元では名の知れた存在だった。『蘋果日報』が報じた。

起訴されたのは郭國聖(56歳)で、近年は高雄市にある惠馨医院などの医療グループに投資しその経営も行っていた。

2010年、郭は個人的な欲求を満たすために防犯機器業者に依頼し、自宅地下室の宴会場に設置された女性用トイレの天井に煙感知器に見せかけたカメラを2台取り付けた。さらに2015年には再び同じ業者に依頼し、女性用トイレの扉にかけた絵画にカメラを埋め込み、ゲストを正面から盗撮した。

同年10月、郭の自宅で開かれた食事会に参加した女性ゲストのひとりが絵画の中で光が反射していることに気付き、盗撮が発覚した。通報を受けた警察が自宅を捜索したところ、33台のピンホールカメラのほかパソコンからは盗撮した動画データも見つかった。この日トイレを使用した女性ゲストは6人いたという。

調べに対し郭は当初、ホームヘルパーが父親をいじめていないか監視する目的でカメラを取り付けたと話し、パソコンから見つかった動画については関与を否定していた。しかし警察はパソコンやUSBメモリに盗撮動画がいくつも保存されていたことや、郭に指示されて計50〜60台のカメラを取り付けたという業者の供述などから妨害秘密罪で起訴した。

郭はその後、弁護士を通して被害者のひとりと和解しており、その他の被害者にも極力賠償する意思を示しているという。

覗き見はプライバシーの侵害にあたる。米ペンシルベニア州では今年8月、屋根裏に忍び込み隣人の寝室を覗いていた男が監視カメラに捉えられ逮捕されていた。

画像は『蘋果日報 2017年8月30日付「豪宅裝33針孔 色董窺7女」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)