犬がつく地名は全国にたくさん!

地名に犬がつく地名や川などを調べると約300か所ほどありました。
それだけ昔の日本人にとっても犬などの動物は身近であった事が分かりますね。

1.千葉県銚子市 犬吠埼

由来1 義経の愛犬説

諸説ありますが、由来は2つあります。
1.義経の愛犬(若丸)が岬に置き去りになり、主人である義経を思い、7日7晩泣き続けた事によりこの名前になったのではないか?と考えられています。

由来2 アシカの声説

昔、この地域にはアシカが居たらしく、その鳴き声が犬に似ていたという事から、犬吠埼という名前がついたと考えられています。
今は、犬吠埼灯台や温泉があり、立派な観光地となっていますね。

2.愛知県 犬山市

由来1 狩りをするのに適した場所

昔、この地域では、犬を使った狩りを行っていて、狩りをするのに適した場所であったためこの名前がついたと言われています。
犬を使って狩りをしていた記録は昔の文献にも残っています。

由来2 小野山から犬山に

元々この地域は犬山ではなく、小野山と言われていました。
それが長い時間を経て、
「おのやま」⇒「いぬやま」
へと変わっていったのではないかと言われています。

由来3 戌亥の方角だから

大縣神社という神社があり、その神社から見て、戌亥の方角の方向に今の犬山があったため
戌の方角にあるから、犬山と言われていたのではないかという説があります。

3.大阪府泉佐野市 犬鳴山

犬鳴山の由来

佐野市にある七宝瀧寺というお寺があり、そのお寺の山号(通称)が犬鳴山です。

七宝瀧寺と犬鳴山の伝説

昔、この地域で犬と一緒に狩りをしていました。その時突然一緒に居た犬が激しく鳴きはじめた為、その猟師が狙っていた鹿が逃げ出し
取り損ねてしまいました。
怒った男は、この犬の首をはねましたが、犬は首だけになっても吠え続けていました。
すると犬は飛び跳ね、男に襲いかかろうとしていた大蛇に噛みつきました。
ずっと吠えていたのは、この大蛇から主人を守ろうとしていたからだったのです。
愛犬に救われたと気づいた男はこの事を悔い改め、この七宝瀧寺の僧侶になり、愛犬を供養しました。
この事を聞いた当時の天皇は、七宝瀧寺の山号を犬鳴山と名付けました。(義犬伝説)

今は犬鳴山温泉があり、観光地として有名ですね。

4.徳島県阿波市市場町 犬墓

犬墓の名前の由来

昔、弘法大師が愛犬を連れてこの辺りを歩いていた所、イノシシの遭遇しました。
このイノシシを追い払おうと愛犬が奮闘した所、誤って滝壺へ落ちて死んでしましました。
この事を弘法大師が憐み、この地域に愛犬の為のお墓を作り、この土地の名前を犬墓と名付けました。
今でも犬墓大師堂という所の奥には、犬墓と書かれたお墓が残っています。

弘法大師様も愛犬家だったのでしょうか?何百年も経った今でも愛犬のお墓が残っているなんて素敵です。

5.愛媛県伊予市 犬寄峠

犬寄峠の名前の由来

昔この近辺には、山犬が群れをなしており、通りがかる旅人を襲い困らせていました。

左衛門の犬退治

昔左衛門という男がこの峠に差し掛かった時、山犬の群れに襲われました。
左衛門は近くにあった松の木に登りましたが、山犬達は肩車をして左衛門に近づいてきます。
その時、左衛門は自分の刀の目抜きに鶏の名作があり、血潮の温みを得る時は精を得て歌う。
という事を思い出し、その刀に祈った所、刀から「コケコッコー!」と鶏の声がし、犬たちは朝だと勘違いをして帰って行きました。
という伝説が残っています。その事から地名になったのではないか?という話があります。
(諸説あり)

まとめ

いかがでしたか?その土地の由来を調べてみると、犬吠埼のようにオットセイが居た事など当時の特徴が分かって面白いですね。
また、昔の人にとっても犬は生活の一部でお墓に残したり、地名に残したりと、愛着があった事も分かります。

その他にも犬や戌がつく地名が全国にはたくさんありますので、気になった方はこれを機に調べてみてはいかがでしょうか?