本郷奏多が10月スタートのアニメ「いぬやしき」に声優として出演する

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映画「いぬやしき」(2018年公開)に出演する俳優の本郷奏多が、フジテレビ・ノイタミナ枠で10月12日にスタートするアニメ版「いぬやしき」にも声優として加わることがわかった。これまで数々のコミック実写化作品に出演してきた本郷が、自身の信念である“原作ファンと同じかそれ以上に原作を愛する”思いを胸に、アニメ「いぬやしき」に挑む。

【写真を見る】映画版「いぬやしき」安堂の憂いあるビジュアル初公開!/(c)奥浩哉・講談社/アニメ「いぬやしき」製作委員会

「いぬやしき」は、映画化もされた「GANTZ」の原作者・奥浩哉氏による最新作。ことし7月に「イブニング」(講談社)で連載が完結したばかりだが、すでにシリーズ累計発行部数235万部を売り上げる人気作品だ。ある日突然、人間をはるかに超える力を手にしてしまったサラリーマン・犬屋敷壱郎と高校生・獅子神皓の姿を通して、人間の本質は善なのか悪なのかを鋭く問う作品「いぬやしき」。映画版では犬屋敷を木梨憲武が、獅子神を佐藤健が演じ、本郷は獅子神の幼馴染、安堂直行を演じることがすでに発表されている。

今回明らかになったのはアニメ版「いぬやしき」の新キャスト。こちらは犬屋敷を小日向文世が、獅子神を村上虹郎が担当することがすでに発表されていたが、本郷が映画版と同じく安藤直行役で出演することが決まった。同じ作品の映画版・アニメ版双方に同じ役柄で出演することになった本郷は、「僕自身いぬやしきのファンであり、何より奥浩哉先生のファンなのでアニメ化はとても楽しみです。作中で『GANTZ』について安堂が触れるシーンがあるのですが、映画に出させていただいた身としていろいろと不思議な気分になりました。その辺りも楽しみにしていてください」と喜びのコメントを寄せている。

これまでも漫画やゲームを原作とした映像・舞台化作品にたびたび出演してきた本郷。そしてそのたびに、原作への愛を口にしてきた。

’11年1月公開の映画「GANTZ」初日舞台挨拶では自身を「大のGANTZ好き」と称し、’16年6月上演の主演舞台「ダンガンロンパTHE STAGE〜希望の学園と絶望の高校生〜2016」(再演)ゲネプロ時の会見では、「ダンガンロンパのゲーム発売日に買いに行ってから、全シリーズをやり込んでいます」と告白。同年9月公開の映画「闇金ウシジマくん Part3」ではインタビューに答えて「『闇金ウシジマくん』シリーズは、漫画も全部読んでいたり映像作品も観てきていたので、その世界に参加させてもらえるなんてありがたいこと」と語っていた。

そうした原作への愛は、俳優・本郷奏多の演じることへの姿勢へとつながっている。

’15年春に放送された主演ドラマ「アカギ」(BSスカパー!)の制作発表会見では、役作りについて「どんな作品に入る時も、原作ファンと同じかそれ以上のレベルまでに原作を愛する心が一番大切」「その作品をどう演じて欲しいか、やって欲しくないか、ファンの目線で選択しながらやっている」と明かしている。作品を原作ファンと同等かそれ以上に愛し、深く理解することで、本郷奏多にしか演じられないキャラクターや作品世界を生み出しているのだ。本郷のそんなアプローチは実写作品ファンにも原作ファンにも高く評価され、「アカギ」はこの10月クールに第二弾、ことし1月クールに放送したコミック原作の主演ドラマ「ラブホの上野さん」(フジテレビほか)も今秋に第二弾が放送されることが決まっている。

「いぬやしき」で本郷が演じる安堂直行は、マンガオタクで優しい性格の高校生。そして、人々を傷つけ続ける獅子神が唯一心を許す存在でもある。獅子神を止めるべく犬屋敷とともに立ち上がる、物語のキーマンとも言えるキャラクターだ。そんな安堂像をアニメ版で、そして映画版で本郷がどのように演じるのか、興味は尽きない。