2011年12月に発売された初代ホンダN-BOXは、Nシリーズ第1弾として登場。2017年上半期でも軽自動車販売で3年連続のトップに立ち、モデル末期に入った今年でも前年累計比で約110〜130%と売れまくっていました。

モデューロ仕様ではない通常のカタログモデルでもついに200万円台の大台を突破した新型ホンダN-BOX。一番高い2,080,080円は、フリードのガソリン仕様である「フリードG・ホンダ センシング」の210万円と車両価格では大差ありません。

そうなると、それだけの価値があるか気になるところ。外観はキープコンセプトなのは間違いありませんが、全車標準化されるLEDヘッドライトをはじめ、ルーフサイドの溶接にルーフレーザーブレーズを採用するなど、細部にまで高い質感を追求。

内装は初代よりも洗練され、N-BOXはベージュ基調とすることでリラックスできる空間を目指し、N-BOX Customはブラック基調とすることで上質でスポーティさが強調されています。

新設計となるプラットフォームも注目点で、高効率のフロアフレーム構造や高張力鋼板を使う範囲を拡大。さらに、新たな接合技術を採用することにより軽量化と高剛性化を両立したとしています。

パワートレインも改良されており、NAエンジンにi-VTECを採用。ターボには電動式ウェイストゲートバルブを搭載。どちらも軽乗用車初の採用になっています。

さらに、CVTの改良やサスペンションシステムの高性能化なども盛り込まれていて、先代よりも走りに磨きがかけられたのも朗報でしょう。また、フロントピラーの極細化による前方視界の向上などによる運転のしやすさなども試乗時にはチェックしたいところ。

サイズに規制がある軽自動車のパッケージングは限界にまで来ているように思えますが、新型N-BOXではこの点にも手が入れられています。

具体的には、エンジンコンパートメントの小型化、テールゲートの薄型化などにより、先代で好評だったというキャビンをさらに拡大。

さらに、ホンダが得意とする積載性も向上。リヤゲートの開口部の高さを低く抑えることで、自転車などの積み降ろしをより容易にしたとしています。

シートアレンジにも工夫が凝らされていて、先代からあるベンチシートに加えて、助手席スーパースライドシート、スロープ仕様(2018年春発売予定)を設定。

新採用の助手席スーパースライドシートは、助手席シートの前後スライド量を軽自動車でなくても驚きの長さである570mmとすることで、後席と運転席間のウォークスルーをはじめ、標準装備となったスライド式後席と合わせることで、多様な使い方に対応できます。

そして、新型ホンダN-BOXの目玉のひとつである安全装備も見逃せません。ホンダの軽乗用車では初採用になる先進の「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を用意。

下記の基本の8つの機能に加えて、オートハイビーム、ホンダ初となる後方誤発進抑制機能を追加。全車に標準装備されています(N-BOXのG・Honda SENSING、G・L Honda SENSING、G・EX Honda SENSING、N-BOX CustomのG・L Honda SENSING、G・EX Honda SENSINGではホンダ センシングを装備しない仕様も選択可)。

・衝突軽減ブレーキ
・誤発進抑制機能
・ACC<アダプティブ・クルーズ・コントロール>
・LKAS<車線維持支援システム>
・先行車発進お知らせ機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・標識認識機能

ボディカラーは、N-BOXがプレミアムホワイト・パール兇筌襯淵轡襯弌次Ε瓮織螢奪などをはじめとする計10色。2トーンは、プレミアムピンク・パール&ホワイトプレミアムアガットブラウン・パール&ホワイトなどが用意されていて計4色。

N-BOX Custom(カスタム)は、プレミアムホワイト・パール兇筌襯淵轡襯弌次Ε瓮織螢奪、シャイニンググレー・メタリックなど計7色。2トーンはプレミアムホワイト・パールII&ブラックやミラノレッド&ブラックなど計5色を用意。

価格はN-BOXが1,385,640円〜1,880,280円、N-BOX Customは1,698,840円〜2,080,080円となっています。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久、ホンダ)

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