イラク北部の要衝タルアファルを出発する、民兵組織「人民動員隊」のロシア製装甲車を積んだトレーラー(2017年8月31日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】イラクのハイダル・アバディ(Haider al-Abadi)首相は8月31日、北部の要衝タルアファル(Tal Afar)とその周辺地域をイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」から奪還したと発表した。イラク軍がIS掃討作戦でまたしても大きな勝利を上げた。

 ISのイラク国内の支配地域は、2014年に全土の約3分の1まで拡大していたが、米主導の有志連合によると現在はわずか10%にまで縮小している。

 北部ニナワ(Nineveh)州に位置するタルアファルを奪還されたISは、イラクと隣国シリアを結ぶ主要な物流拠点を失うことになる。

 イラク軍は、米主導の有志連合とイスラム教シーア派(Shiite)民兵組織の支援を受け、12日間にわたりタルアファルでIS掃討作戦を行っていた。

 イラク軍は既にニナワ州の州都モスル(Mosul)を奪還しており、ISが「カリフ制国家」の樹立を宣言してから3年をへて、ようやく同州全域を制圧した。

【翻訳編集】AFPBB News