オーストラリアとの大一番は出番なし。とにかく今は負傷箇所を完璧に治して、攻撃的MFの定位置を取り戻したい。写真:徳原隆元

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[ロシアW杯アジア最終予選]日本2-0豪州/8月31日/埼玉スタジアム2002
 
 負傷していた左肩の状態が不安視されていた香川真司は、ワールドカップ出場がかかっていた8月31日のオーストラリア戦はベンチで過ごした。

 
 日本の10番を背負う男は、仲間たちの戦いぶりをどんな想いで見守っていたのか。先制点を挙げた浅野拓磨、勝負を決定づける2点目を叩きこんだ井手口陽介はともにリオ五輪世代。下からの突き上げをどう感じているのか。
 
「4年に一度のワールドカップを決める緊張感のあるゲームで、あれだけのプレーを見れたのは、僕自身、刺激になった。もっともっと僕も活躍しなければ、と。選手の入れ替えだったり、そこでの戦いは感じているし、それがさらに高まっていると思う」
 
 押し寄せる世代交代の波。香川はそれをポジティブに受け止めているようだ。
 
「特に若い選手を含め、代表が初めての選手たちが結果を残しているという意味では、彼らは心強かった。メンバーがいろいろ変わっていくなかで勝ち切れたのは良かった」
 
 9月5日のアウェー・サウジアラビア戦は消化試合となった。コンディションが整っていれば、香川の出番もあるはず。チャンスをもらえれば、自らの存在意義を改めて証明しなければならない。
 
「今日1日はしっかり休んで、明日から切り替えて」
 
 このままでは終われない――受けた刺激を発奮材料にして、再び、ピッチの上で輝く姿を期待したい。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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