4〜6月期の成長率は0.6%にとどまった(イメージ)=(聯合ニュースTV)

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【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が1日発表した4〜6月期の実質国内総生産(GDP、暫定)は前期比0.6%増加した。7月に発表した速報値と同じ。前期の成長率(1.1%)に比べるとほぼ半分で、再び0%台に落ちた。それでも韓国銀行は、高水準だった前期の反動や、民間消費と設備投資の改善を踏まえると、悪くはないと説明した。

 前年同期比の成長率は2.7%だった。

 4〜6月期の民間消費は、前期比1.0%増加した。前期(0.4%)から大幅に拡大し、2015年10〜12月期(1.5%)以来、1年半ぶりに1%台を回復した。新政権発足に対する期待感で消費者心理が改善したとみられる。

 政府支出は1.1%増で、前期の伸び(0.5%)を大きく上回った。

 設備投資の伸びは5.2%で、前期(4.4%)より高かった。一方、建設投資は土木建設が減少した影響で、増加率は前期(6.8%)から大幅に縮小し0.3%にとどまった。

 輸出は自動車や化学製品を中心に2.9%減少、輸入も原油が減り1.0%減となった。

 業種別では農林漁業が1.1%、製造業が0.3%、建設業が1.3%、それぞれ減少した。サービス業は0.8%増と集計された。

 4〜6月期の実質国民総所得(GNI)は前期比0.6%減少した。マイナスは3四半期ぶり。韓国企業が海外に支払う配当金が増えたこと、原油価格の上昇などにより交易条件が悪化したことが要因に挙げられる。