9月1日は防災の日!「食べながら備えるローリングストックBOX」って知ってる?

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毎年9月1日は「防災の日」です。この日を含む8月30日から9月5日は「防災週間」に定められており、防災意識を見直す期間となっています。近年は防災に対する意識が高まっているとはいえ、やはり定期的な見直しが大切。なかでも「非常食」の準備は欠かせない項目です。

これまでの非常食といえば、乾パンや缶詰など味が単調で飽きやすかったり、食べ続けることが難しかったりするイメージがあります。しかし、アマノフーズが提案する「食べながら備えるローリングストックBOX」なら、そんな心配は不要なんです!
 

■「ローリングストック」は新しい食料備蓄の考え方

「ローリングストック」とは、普段から少し多めに食材や加工品を買っておき、使った分だけ新しく買い足すことで、常に一定量の食料を家に備蓄する方法です。

”食べたら補充”を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保てるという利点があります。さらに、災害時にも日常生活に近い食生活が送れるのもメリットです。

アマノフーズはフリーズドライ食品を多数販売するメーカー。そんな同社の製品を活用した商品セットをNPO法人のプラス・アーツ、文平銀座と共同で企画したのが、今回紹介する「ローリングストックBOXセット」です。

 

■朝昼夜で異なる献立が楽しめる

「食べながら備えるローリングストックBOX」は、大きな箱のなかに、朝・昼・夕食用のフリーズドライ食品各3食と、「サトウのごはん こだわりコシヒカリ小盛り」3食が入った非常食セットです。

計9食分が入っているので、1人であれば3日分、家族3人であれば1日分の食事がここに入っているんです。

朝食セットは、雑炊とにゅうめんが入っています。雑炊は、「炙り雑炊(かに)」「炙り雑炊(さけ)」「炙り雑炊(たらこ)」の3種類。にゅうめんは、「にゅうめん(まろやか鶏だし)」「にゅうめん(五種の野菜と味噌)」「にゅうめん(すまし柚子)」の3種類です。

昼食セットは、リゾットとシチューの組み合わせ。「ビストロリゾット(トマトとチーズのリゾット)」2袋、「ビストロリゾット(3種のチーズリゾット)」1袋、「ビーフシチュー」2袋、「クリームシチュー」1袋が入っています。朝食が和風なのに対し、昼食は洋風になので、非常時とはいえ気分も上がりますね。

夕食セットは、どんぶりと汁物です。どんぶりは、「小さめどんぶり(親子丼の素)」「小さめどんぶり(中華丼の素)」「小さめどんぶり(牛とじ丼の素)」の3種類。汁物は、「野菜たっぷり具だくさん汁(黒豚汁)」「野菜たっぷり具だくさん汁(牛肉と野菜のおかず汁)」「野菜たっぷり具だくさん汁(桜島どりの水炊き風)」の3種類となっています。どんぶりの素はセットになっているごはんを温め、その上に載せて食べます。

いずれも、非常食とは思えないラインナップですね。これなら、日常生活で食べるのも苦になりませんし、非常時に温かい食事が摂れるのもうれしいものです。温めるには水やカセットコンロが必要なので、その準備も忘れないようにしてください。
 

■アマノフーズのフリーズドライは本格的

そもそもフリーズドライとは、約マイナス30度の冷結庫で凍結させたものを、真空状態で乾燥させる製法です。お湯を注ぐだけの簡単調理で作りたてのおいしさが味わえるだけでなく、栄養価も損なわれにくいのが魅力。また、軽いので持ち運びやすいとうのもポイントです。

筆者も以前からアマノフーズのフリーズドライの味噌汁やにゅうめんなどをよく食べているのですが、お湯を注いだだけとは思えないような仕上がりに、毎回驚かされます。

▲最近食べたのは、新発売の「The うまみ たまごスープ」(108円)。即席スープとは思えないほど、たっぷりのたまごが入っていて、濃厚な味わいに驚かされた。

今回紹介した「食べながら備えるローリングストックBOX」は、ローリングストックを習慣づけるためのものなので、同じものを買い足しても構いませんし、自分がお気に入りのフリーズドライ食品を入れるのもOKです。

こちらはアマノフーズの公式オンラインショップでの限定販売で、自宅避難マニュアルブック付きで5000円となっています。フリーズドライ食品をおいしく食べながら非常時に備える、新たな食のスタイルを生活に取り入れてみましょう。

>> アマノフーズ

 

(写真・文/今西絢美)

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。