31日、日本の大学院の入試に「忍者・忍術学」の問題が登場するとのニュースが韓国でも伝えられ、話題となっている。資料写真。

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2017年8月31日、日本の大学院の入試に「忍者・忍術学」の問題が登場するとのニュースが韓国でも伝えられ、話題となっている。

韓国・京郷新聞はこのほど、三重大学が来年2月に実施する大学院の入学試験の選択科目に「忍者・忍術学」を新たに導入することを決めたと報じた。同大学院の人文社会科学研究科地域文化論専攻が対象で、試験では忍者誕生の歴史や日本文学における役割など幅広い知識が問われる。資料を読解した後、他の選択科目と同様、一問一答や論述問題が出題される予定だ。

三重大学が「忍者・忍術学」を大学院の入試に導入することに決めた目的は2つある。1つは忍者を学術的・科学的に研究する人材を育成すること。もう1つは「忍者の故郷」として知られる三重県伊賀市などで忍者関連の事業や活動をしている人たちにも大学院の門戸を開き、忍者の広報・観光事業が学術的な裏付けを得られるようにすることだという。

これまで忍者の研究を専攻するためには日本史の試験が必須であった。その中でも特に、古文書の「崩し字」の解読は社会人や外国人受験者にとって大きな負担となっていた。しかし、「忍者・忍術学」の試験を選択する場合、それらの内容は除外される。敷居を下げることで新たな観点から忍者の研究を開拓する人材を育てようということだ。

忍者研究の第一人者として知られる三重大学の山田雄司教授は、「忍者・忍術学は日本人が育ててきた日本文学を理解するための重要な要素」とし、「日本や日本人のルーツを考察すると同時に現代社会で生き残るための方法を模索する」と話している。

この報道に、韓国のネットユーザーは「面白い」「ナルトの実写版を作るつもりかな?」「魔術と同じ概念で考えればいい?」「分身の術を習得できたらすごい」「とても興味がある。一度学んでみたい。忍者のように生きる人生も楽しそうだ」などのコメントを寄せ、興味津々の様子。中には「韓国ではあり得ない発想だね」「日本が文化強国である理由が分かった」などと驚く声も。

一方で「卒業したところで就職先はあるの?」との疑問を投げかけるユーザーや、「忍者の起源を知ったらそんなことできないはず」「忍者はもともとスパイだった。ナルトなどの作品のおかげでヒーローのイメージが強いけど…」と指摘するユーザーもみられた。

そのほか「負けていられない。韓国もカンガンスルレ(韓国の伝統舞踊)学を創ろう」と提案する声や、「卒業生の誰かが北朝鮮に潜入し、金正恩(キム・ジョンウン)をやっつけてくれ」と訴える声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)