祝・6大会連続のワールドカップ出場決定!「世代拡大」を印象づける完勝で大本番での日本代表に期待高まるの巻。
日本代表、ロシアワールドカップ出場決定おめでとう!

6大会連続6回目の出場決定。まずは本戦進出が決まったことを素直に喜びたいと思います。より大きな挑戦の舞台で、まだ果たしていない野望を成し遂げる。本番までのすべての時間が楽しみに変わる。あの拭い切れない悔しさを飴玉のように舐めまわして、その時を待ちたいと思います。

迎えたオーストラリア戦。勝てばワールドカップ出場決定であると同時に、「勝てなければ」という大きな不安もある一戦でした。日本が最終予選初戦で喫した黒星がグループ全体を混戦へと導き、この時点で勝点1差に3チームがひしめいていました。その結果、もしも「勝てなければ」、出場権を争う直接のライバル・サウジアラビアと向こうのホームで戦わなければならない状況でした。

かつて予選で何度も見せられてきた不可解な判定や、謎の退場、謎のPK、ヨシダのやらかし、ヨシダの裏切り、ヨシダの見送り、ヨシダ…そういった不安を抱えて、挽回のきかない敵地での試合に臨む必要が「勝てなければ」生まれてしまう。降ってわいたハリルホジッチ解任騒動とあわせて、この試合の結果が大きく運命を変えてしまう。そんな分岐点にいました。

そして、運命は大きな音を立てて、いいほうに転がった。

この試合のスタメンに起用されたメンバー、特に前線の顔ぶれは2010年代を牽引してきたおなじみの顔ぶれとはガラッと変わっていました。負ければ、変わることへの怖さが生まれてしまいそうな勝負の布陣。しかし、そのメンバーたちが素晴らしいゴールを決めて勝った。これは単なる勝利以上に、未来に向かって進んでいく後押しとなる勝利と言えるでしょう。

一番重たい試合で最高の結果を出したことで、いつどこでどんな選手を起用したとしても、信じ抜くことができるようになったのです。あの試合でズバッと当てた采配ならば、大丈夫だろう。あの試合で見事に応えた選手たちならば、大丈夫だろう。おなじみのメンバーたちが幾多の実績によって勝ち取ってきた「信頼」というものを、この予選突破によって、より多くの選手が持つことができたのです。

これは世代交代ではなく、世代拡大です。

前任のアギーレ監督と思わぬ形で別れたことにより、日本代表のチーム作りというのは大きく遅れていました。ハリルホジッチ監督はアジアカップを戦う機会も得られないまま、短い時間での編成に腐心してきました。その試行錯誤は、残り1年というタイミングでいい方向に転がり始めました。まだ拡大できるし、まだ上積みが見込める、そんな手応えとともに。

過去の予選では予選突破時期にはチームが完成しており、本番までにちょっと飽きるような嫌いもありました。そして、たとえ怪我人・病人が多発しても「一番よかったときのチーム」に託してしまうような傾向も。しかし、このチームはまだまだ試行錯誤しながら本番へと向かっていける段階にいます。「形」がないからこその強み。大本番のその瞬間に一番イイ形にたどりつけばいいのだ、という変化の余地が残されている。

大いに期待を持てるのではないでしょうか。

どんどん強くなる上り坂が、この先にまだつづいているのですから。

ということで、終わってみれば楽勝だったなとライバルを見下ろしながら、31日のテレビ朝日中継による「ワールドカップアジア最終予選 日本VSオーストラリア戦」をチェックしていきましょう。

◆グループBの最終順位は、日本がどこを応援するかで決まる!

青く染まった埼玉スタジアム2002。ブラジル大会の予選突破を決めた思い出の場所で、同じ相手と再びあいまみえる。直前に行なわれたサウジアラビアの試合結果により、日本はまた優位な状況にはなっていましたが、もはやそれは意識の外。4年前と同じように、再びここで決める。今度は勝って決める。目指すは勝利のみです。

日本代表の布陣は、GKにメッス川島(オス)、DFラインには長友、昌子、吉田、酒井宏と並べます。中盤の底にはお帰りなさいのキャプテン長谷部(佐藤ありさ)。センターハーフにあたる中盤前めには山口蛍と井手口のダブルグッチを起用します。そして前線には乾(バルセロナから2点)、大迫、浅野という顔ぶれ。本田△・香川・岡崎というおなじみの面々をベンチに置く勝負の布陣です。

↓なお、ちょっと多めに呼んだものですから、けんゆう兄ちゃんはベンチ外となりました!ごめんなさい!

「けんゆう兄ちゃん」⇒いない

「逆襲せよ!健勇」⇒しない

ごめんなさいね!

あとで僕からもサッカー協会に「まきのをはずしてけんゆう兄ちゃんをいれてください」ってメールしておきます!

そして始まった試合。オーストラリアは最近つなぐサッカーを練習中だとかで、3-4-2-1のような形で自陣からしっかりと組み立ててくるつもりのよう。中盤でまわされるような場面も若干見られますが、いかんせん人の動きもボールの動きもモッサリとした感じで、怖さはあまりありません。むしろ、こういうサッカーなら大歓迎。体当たりでゴリゴリこられると困りますが、ボールを転がすゲームなら負ける気はしません。

そうした相手チームの傾向はしっかりと把握しているようで、日本は中盤はボール奪取力を重視した作りで、さらに前線からのハイプレスをかけて「つなぐサッカー」を潰しにかかります。特に大きな泣き所となっていたのがGK。後ろでつなげばGKもボール回しに絡んでいく必要が出てきますが、どうにもオーストラリアのGKは足元がおぼつかない。GKまで戻す形に追い込めば、必ずモタつき、ボールが勝手に戻ってきます。

攻撃のほうも「サイドを切り崩しましてー」みたいなことをモッサリやってくるので、オーストラリア本来の良さ・怖さはまったくありません。2018年を見据えた成長の過程と言えばそうなのかもしれませんが、今この瞬間だけ切り取れば「だいぶ弱くなったな」という感触。オーストラリアは最終戦がタイということで、「次勝てばいい」的な余裕もあったでしょうか。コチラにとっては大変ありがたい「やりやすい」チームです。

そんなとき怖いのはミス。攻撃で外しつづけたり、ヨシダがやらかしたり、自分たちのミスで流れを失うのがサッカーあるあるです。この試合も、幾度かそうしたあやうい瞬間はありました。しかし、ほんのちょっとの運が日本のほうについていた。前半38分のポストを叩いたオーストラリアのシュートなどもまさにそう。「ヨシダが触ってコースを変える」という悪夢パターンを、しっかりとポストが防いでくれた。これがホームのチカラか。運は日本にワールドカップに行けと言っています。

↓危なかった!もしも決まっていれば気分的に最悪の形も、ナイスポストが立ちはだかった!


あぶねーーーーーーーwwww

まずは一回助かったwwwww

するとピンチを脱した直後に日本には美しい先制点が。前半41分、左サイドの長友が持ったところで、オーストラリアのぎこちないラインの上下動のギャップをついて、浅野が会心の抜け出し。あまりにキレイに抜けたために一瞬オフサイドかと思ってしまうほどスコーンと裏を取った浅野は、長友の送ったクロスをダイレクトで枠へ!

↓ゴールラインテクノロジーなど不要の完璧なゴールを突き刺した!日本先制!


全盛期の佐藤寿人みたいやの!

時間帯、形、申し分なし!

相手をほぼ完封して、いい時間帯に先制点をあげる。楽勝ムードをこらえるのが難しいほどに見事な前半を終えると、後半に入ってもその流れは変わりません。スタッツで言えばオーストラリアがボールを持っている時間が長いのでしょうが、まさに「持たせている」という格好。日本はゴール前への侵入すらほとんど許さず、余裕を持って相手が攻めあぐねるさまを見下ろします。

↓ヨシダ関連の危ない場面もメッス川島(オッスオッス)の好セーブで難を逃れる!



前の試合と同じ罠には引っ掛からない!

際どいところで責任をGKに預けるヨシダトラップを、メッス川島がガッチリと止めた!

オッスオッス!川島さんオッス!

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二度のヨシダを乗り越えた日本。こうした突発的なヨシダ以外は本当に危ない場面すらありません。前線では大迫が突出した強さでポイントを作り、中盤では二頭のワンコのように山グッチと井手グッチが相手を追い回します。両翼の乾・浅野も献身的に守備にかかり、ごくたまーに抜けてきたところには「残念でした」とばかりに長谷部がまわり込む。

オーストラリアが選手交代で攻めに掛かった段には若干押し込まれもしますが、それとてデカいのがドリブルでコネたり、足元に低いクロスを送ってくるようなら怖くはありません。相手がモッサリと前掛かりになったところを奪って速いカウンター、という流れで日本は効率よく相手ゴールを脅かします。なんだか、すごく強そうです。

そして迎えた後半37分。少し前にも惜しいシュートを放っていた井手口が、原口とふたりでボールを奪い取ると、ドリブルで中央に切れ込んでズドン!若き日本代表が、勝利を、ロシア行きを決定づける見事なゴール!

↓何という未来感!ニューヒーローの誕生が予選突破に花を添えた!



(※ボール奪取あたりから騒ぎ始める)
松木:「よしっ!」
松木:「よしっ!」
松木:「よーしっ!」
(※シュート撃つ)
松木:「あーーーーーー」
松木:「ハッハッハッハッハッwwww」
松木:「よぉぉぉぉぉし!」
松木:「ぶっし!」
松木:「うぇぁぁぁぁぁぁぁ」
松木:「ハッハッハッハッハッwwww」
松木:「いやぁぁぁいでぐチーーー!」
松木:「いやーーーー」
松木:「最高だなぁ!!」
(※リプレイ始まる)
松木:「このあとでねぇ!」
松木:「原口が奪ってそっから!」
松木:「こぼれたとこそのまま自分で入って!」
松木:「ふりきったよねぇ!」
松木:「ンァァァァァッ!!」(←逝く)
松木:「いやーーーーー!」
松木:「ナイスゴール!」
(※場内でリプレイが流れて大歓声)
松木:「ハッハッハッハッハッwwww」
松木:「いやーーー場内にね」
松木:「先ほどのシーンが」
松木:「いやもうずーっと映してりゃいいんだよこれ」
松木:「残り時間(ずっと)!」

ケーヒルの「負けた」って顔!

松木さんの「勝った」っていう高笑い!

完璧や!

↓日本はこの2点をしっかりと守って、6大会連続のワールドカップ出場を決めた!

お見事!

この調子で本番も頼みます!

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1試合を残して首位突破を確定させ、しかもまだ伸びしろを感じさせる戦いぶり。一部報道ではハリル監督解任という記事が出たり、のっぴきならない家庭の事情があるのでフランスに帰るかもという話があったりで将来像は不透明ですが、今の延長線上にあるチームをぜひ本番でも見たい。まだまだ強くなりそうな手応えを持って予選を終われるというのは、本当に気持ちのいいものです。お疲れ様、ありがとう、日本代表!

試合開始時間のズレもあって次戦日本VSサウジアラビア戦が、B組の最後の試合となります。ライバルたちの命運はすべて日本の手の中にあります。どうぞライバル国のみなさん、日本を詣でてください。誰の喜ぶ顔が見たくて、誰が落ち込んでグッタリするところを見たいのか、じっくり考えて、日本は最後の試合に臨みたいと思います。

オーストラリアさん、どれだけタイをボコったとしても日本がメッタメタに負けたらワールドカップに行けなくなりました。サウジアラビアさん、UAEがあとひとつ勝つというのが前提条件にはなりますが、日本がみなさんをめっちゃくちゃにやっつけた場合「4位でワールドカップ絶望」という可能性もまだまだ残っています。みなさんが一喜一憂するところを肴に、高みの見物といかせていただきます!

↓なお、試合後の喜びのドサクサでひとりの男がはしゃぎすぎたもようです!


監督!そいつクビですかね!クビな気がします!

あと、この直後に川島がペットボトル投げつけてますので、あわせてご検討ください!

「親しき仲にも礼儀あり」「無礼講を真に受けない」は日本の重要なマインドです!

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次戦、CBに槙野がいたら「サウジ応援」の思い出作りと思ってください!