来年の本大会に向けて、吉田は所属クラブでのプレーが大事になると木を引き締める。写真:徳原隆元

写真拡大

[W杯アジア最終予選]日本 2-0 豪州/8月31日/埼玉
 
 ワールドカップ出場を懸けた大一番を、日本は見事な完封劇で勝ち切った。無失点の立役者となったのは、ディフェンスリーダーとして存在感を発揮した吉田麻也だ。
 
 昌子源とのコンビで最終ラインをコントロールし、押し込まれた時間帯には身を挺してゴールを死守した。吉田は「総じて言えば、うまくできたと思う。相手にやりたいサッカーをやらせなかったし、プレスの掛け方もうまくいった」と試合を振り返った。
 
 さらに「自分より若い選手が結果を出して決めてくれたことは、日本にとってすごくプラスなこと」と、得点を奪った浅野、井手口のリオ五輪世代ふたりの活躍を喜んだ。
 
 剣が峰の戦いを制し、ようやくワールドカップ出場権を勝ち取ったわけだが、本大会へ臨むにあたり、吉田はこの先1年の過ごし方が重要になると警鐘を鳴らす。
「前回ワールドカップからの反省を踏まえると、やはり今シーズン1年の出場時間が大事になってくると思う。各々のクラブでしっかりプレーする時間を確保して、良い状態でワールドカップに臨まなければならなし、10月、11月、(来年)3月の代表戦で、どういう強化をするのかが非常に重要になる」
 
 前回大会では自身も含め、数人の欧州組の選手がワールドカップ前のシーズンで出場機会を大幅に減らしてしまった。当時の苦い記憶を思い起こしながら、吉田はなにより試合に出続けることの大切さを説くのだ。
 
「あっけなく終わってしまったブラジル大会は悔しさしか残っていない。ロシアで良い結果を残して、日本サッカーの歴史をまた塗り替えられるように頑張りたい」
 惨敗に終わったブラジルでの悔しさを晴らすためにも、まずは2017-18シーズン、所属するサウサンプトンでの出場時間が重要になる。

【日本代表PHOTO】浅野、井手口のゴールでオーストラリア撃破、W杯出場決定!