チェルシー監督、伊代表の教え子に移籍最終日の緊急オファー 年俸3億円超、4年契約へ

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DFザッパコスタへのオファーをトリノが受諾

 昨季のプレミアリーグ王者、チェルシーのアントニオ・コンテ監督が移籍市場の最終日に頼ったのは、自国の代表選手だった模様だ。

 英衛星放送局「スカイ・スポーツ」は、チェルシーがトリノのイタリア代表DFダビデ・ザッパコスタに対して緊急オファーを提示し、トリノが受け入れたと報じている。

 今夏の移籍市場でチェルシーは思うようにビッグネームの補強が成功しなかった。エバートンを離れたベルギー代表FWロメロ・ルカクの争奪戦ではマンチェスター・ユナイテッドに敗れ、昨季から目を付けていたユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチはACミランに電撃移籍。再三にわたってオファーを投じたユベントスのブラジル代表DFアレックス・サンドロの獲得にも失敗している。

 そうした状況のなかでコンテ監督は、移籍市場最終日になってイタリア代表監督時代に指導した選手に頼ることを決意した模様だ。

 チェルシーはトリノに対して2500万ユーロ(約31億円)に成果ボーナスをプラスするオファーを提示し、トリノがこれを受諾したという。ザッパコスタに対しては、年俸250万ユーロ(約3億1000万円)で4年契約のサインを結ぶ見込みとなっている。

恩師の下でプレミア初挑戦

 ザッパコスタは1年前まで指揮したコンテ監督のイタリア代表合宿に度々招集されていたが、出場機会が与えられることはなく、コンテ監督が代表チームから去っていた。

 昨年の欧州選手権でも、国内合宿に招集されながら、本大会へのメンバー落ちを味わっている。その後、昨年11月にジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督の下で代表デビューを果たした。

 コンテ監督が移籍市場の最終日に望みをかけたザッパコスタは、プレミアリーグ初挑戦。かつての恩師の下で、成長したところを見せることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images