[8.31 W杯アジア最終予選 日本2-0オーストラリア 埼玉]

 一時は守護神の座を奪われ、日本代表から離れる期間もあった。しかし再び日本代表に、そしてゴールマウスに戻ってきたGK川島永嗣(メス)は、勝てばW杯出場が決まるオーストラリア戦でもスターティングメンバーに名を連ねた。

 スコアレスのまま試合は進んだものの、前半41分にFW浅野拓磨(シュツットガルト)の得点で日本が先制。後半はオーストラリアに押し込まれる時間帯こそあったがゴールを守り抜くと、後半37分にMF井手口陽介(G大阪)の得点で突き放し、2-0の完封勝利を収めて6大会連続でのW杯出場を決めた。

 チーム最年長となる34歳の川島は、「経験のある選手がいるのは一つのプラスだと思う」と前置きしつつ、「若い選手がドンドンゴールに向かってくれるのは、また新たな力になる」と22歳の浅野、そしてチーム最年少となる21歳の井手口が、大一番で結果を残したことを手放しで称賛。

「若い選手がパッとプレッシャーの掛かる試合に出て結果を残すのは簡単ではない。そういうプレッシャーが掛かった中で若手が結果を残してくれるのは、自分たちにとってプラス材料だと思う」

 チームは最終予選黒星スタート。自身の置かれた立場もあり、「苦しい時期を乗り越えてここまで来れた」と感慨深げに語りながらも、視線は“次”に向けられている。「ここからが競争。ここまで自分が貢献したこととW杯に出られるかどうかは別物だと思うので、またここからチームに貢献できるようにやっていきたい」と自身3大会連続でのW杯出場を目指す。

(取材・文 折戸岳彦)


●ロシアW杯アジア最終予選特集

●ロシアW杯各大陸予選一覧