ロシア行き拒否のミランFW 手を差し伸べた本田の恩師の下へ移籍決定

写真拡大

トリノを率いるミハイロビッチ監督が獲得を切望 移籍市場最終日に交渉まとまる

 今夏にロシア行きを拒否したACミランの元フランスU-21代表FWエムベイエ・ニアングは、移籍市場最終日となった31日にトリノへの移籍が決まった模様だ。

 イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 ニアングは昨季、シーズンのスタート時は左ウイングとして出場を重ねたが、徐々にヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の構想から外れ、冬の移籍市場でプレミアリーグのワトフォードに期限付き移籍していた。その後の買い取りなどはなくミランに戻る形となったが、その後も常に放出リスト入り。一時はロシアのゼニトへの移籍でクラブ間合意したが、ニアングがロシア行きを拒否し、メディカルチェックのキャンセルによって完全に白紙に戻っていた。

 そこに手を差し伸べたのは、一昨季にミランを率いたシニシャ・ミハイロビッチ監督だった。15-16シーズンにはミラン監督として日本代表FW本田圭佑を指導した恩師としても知られる。現在トリノで指揮を執るミハイロビッチ監督がニアングの獲得を切望し、この最終日に1年間のレンタル料200万ユーロ(約2億6000万円)に、買い取り義務1500万ユーロ(約20億円)、達成のたやすい成果ボーナス200万ユーロが付帯したクラブ間交渉がまとまったという。

 今季のミランは昨季終盤に中国資本へと株式売却をし、潤沢なチャイナマネーを得て大補強に打って出ていた。そのため、ニアングには居場所のない状況となり、ミランも人員整理の必要に迫られていたが、移籍市場の最終日に全ての問題は解決した模様だ。恩師ミハイロビッチの下で再出発を誓ったニアングは、ミランの決断を後悔させるようなプレーを見せられるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images