中国の急速な経済発展によって外食産業も発展し、中国では一部の富裕層だけではなく、一般消費者がより良いサービスや新しい味を求めるようになってきている。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国での外食産業の変化や食を分析する「東方美食」というグループが日本の外食産業を視察して実感したことについて紹介する手記を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国の急速な経済発展によって外食産業も発展し、中国では一部の富裕層だけではなく、一般消費者がより良いサービスや新しい味を求めるようになってきている。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国での外食産業の変化や食を分析する「東方美食」というグループが日本の外食産業を視察して実感したことについて紹介する手記を掲載した。

 日本料理が世界的に高い評価を得るようになったが、記事は日本では様々な都市に特化したミシュランガイドが出版されているうえ、日本にはミシュランガイドで高く評価されているレストランがたくさんあることを指摘し、「食の都の座を東京がパリから奪った」とした。さらに日本はアジアでいち早く飲食業が発展したが、食事の様式は中国に近い部分があるため、中国の飲食業界にとっては学べることが多くあるとした。

 東方美食が日本の飲食業を視察するのは既に17回に及んでおり、チェーン展開している飲食店やミシュランガイドに乗っている店やコンビニなど広い範囲で視察を行っているという。実際に日本の飲食店を訪れ、自ら日本のサービスを受けることで、ただ日本料理の調理法を知る以上に、きめ細やかなサービスを受けた客がどのように感じるか、食事を楽しむ雰囲気作りがどのように作られているかなどを知ることができているようだ。

 17回の視察を終えた感想が述べられているが、「毎回新しく学ぶ事柄があり、日本の管理は緻密でこうした視察によってよりはっきりと未来の方向性が見えてきた」としている。また、「実は日本料理はとてもシンプルなものであり、食材の豊富さや品質の良さにかかっている。これから中華料理も食材を吟味する時代を迎えるだろう」などとしており、日本の視察によって新たなビジネスに活路を見出しているようだ。

 18回の視察は10月に予定されているという。こうした視察によって、中国の飲食業界はさらに成長していくことが期待される。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)