犬の歩き方に気持ちが表れます

犬はとても感情豊かで、喜怒哀楽を私たちに伝えてくれますよね。そんな感情表現の中でも「歩き方」にも気持ちが表れているのはご存知ですか?今回は犬の歩き方に注目して、その違いによってどんな気持ちが隠されているのかを、歩き方の種類も併せてご紹介したいと思います。
ではさっそく、見ていきましょう!

基本の歩き方

まずは基本的な歩き方の種類をご紹介します。

ウォーク

4本の足をばらばらに出し、ゆっくりと歩く歩き方です。

側対歩

右後足と右前足、左後足と左前足をそれぞれ同時に出す歩き方です。

斜対歩(速足、トロット)

右前足と左後足を同時に出し、スタスタと速足で歩く歩き方です。

かけ足(キャンター) 

走るときの動作で、右前足→左前足→左後足→左前足の順で地面に着けています。

襲歩(ギャロップ)

全速力で走るときの動作で、全身を使って力強くバネのように走ります。一瞬、すべての足が地面から離れます。

では、これらの基本的な歩き方や、その他の不思議な歩き方にはどんな心理状態が表れているのかを見ていきましょう。

側対歩

側対歩とは、さきほど述べたように、「右後足と右前足」「左後足と左前足」をそれぞれ同時に出す歩き方です。元気な犬がこの歩き方をしている場合、少し問題があるようです。その問題とは?3つを順に見ていきましょう。

側対歩の理由1︰緊張していたりストレスが溜まっている

人間も緊張しているときに歩き出そうとすると、同じ側の手と足が同時に出ることがありますよね。犬も緊張すると同じような歩き方になる場合があります。この場合は、ストレスの原因を取り除いてあげたり、緊張が和らぐように優しく声をかけてあげましょう。

側対歩の理由2︰疲れている

側対歩は、体をねじらない歩き方で上下の揺れが少なく、疲れにくいという利点があります。ですので、犬が歩くことに疲れてきた場合、側対歩をすると言われています。歩き過ぎが原因となるので、適度な休憩を挟んだり、散歩の量を減らすと良いでしょう。

側対歩の理由3︰関節や腰股に怪我や病気がある

骨や関節を負傷している場合には、歩くことにエネルギーを使いたくないと考えますよね。側対歩は省エネな歩き方ですので、病気や怪我で疲れやすくなっているときに見られるようになります。

また、特に病気や怪我などがなくても、側対歩の歩き方をすると体重が左右交互にかかってしまい、骨格に歪みが生じやすくなってしまうこともあるそうです。

スピードを緩めてトボトボ歩く

理由︰敵意が無いことを表す

お散歩をしている時に、向こう側からワンちゃんがやってきたとします。すると愛犬が今までのスピードを緩め、トボトボと歩いていることはありませんか?これは「僕(私)はあなたの敵ではないですよ」ということを表しているそうです。

弧を描くように歩く

理由︰敵意が無いことを表す

上記のトボトボと歩くのとほとんど同じ心理状態です。相手から離れるように弧を描き、ゆっくりと歩いている場合は「僕(私)はあなたの敵ではないですよ」と無駄な争いが起こらないようにサインを出しています。

お尻をこするように歩く

理由︰オシリが気持ち悪い、肛門嚢炎の可能性

犬がカーペットの上などでオシリをこすりつけるように歩いていることはありませんか?一時的な軽度の痒みで擦りつけている場合は気にしなくてよいのですが、この動作をすることが増えたり、いつもより激しくしている場合は「肛門嚢炎」の可能性が高く、注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
犬の歩き方によって心理状態が分かる、というのは興味深いですね。あなたの愛犬の歩く様子を観察して、今どんな気持ちなのか考えると役に立ったり、楽しいかもしれません。ぜひこの記事の知識を活かしてみてくださいね。