甲羅に穴を開けられワイヤーで繋がれたカメ(画像は『Metro 2017年8月30日付「Turtle has hole drilled in its shell then chained to tree so owners could go on holiday」(Picture: CEN)』のスクリーンショット)

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旅行に出かけるためにペットを置き去りにする飼い主のニュースは以前もお伝えしたが、このほどドイツであまりにも身勝手な方法でペットを放置した飼い主に世間からは怒りの声があがっている。英メディア『Metro』などが伝えた。

8月26日の午後4時頃、近所に住んでいるという女性から「庭にカメが放置されている」といった通報がドイツのドルトムント市消防署に寄せられた。

消防署員が駆けつけてみると、アメリカ南東部で生息するミズガメの一種「キバラガメ」の甲羅には穴が開けられ、約7メートルのワイヤーが通されてあった。そのワイヤーはラズベリーの木に繋がれており、水のない状態で放置されることが致命的ともいえるミズガメは、強い太陽の下で身動きが取れない状態で土の上にひっくり返っていた。どうやら飼い主は、カメをこのように放置して旅行に出かけたようだ。

その後、消防署員は地元動物救済団体「Ark90」を運営するアーン・ステンツェルさん(50歳)と妻のユートさん(48歳)を呼び、保護の協力を依頼した。現場にやってきた夫妻は、カメの痛々しい姿にショックを受けたという。無事に救出されたカメは救助センターへと引き渡され市内獣医師により傷口の治療が施されたが、救助センターの副所長マックス・シャルトさんは「カメの甲羅は固いからといって痛みを感じないわけではなく、人間の皮膚のようなものなのです。穴を開けられて相当の痛みを感じていたことでしょう」といかにこの行為が残虐であるかということを話した。

飼い主は帰宅後、動物虐待罪に問われることになるという。

このニュースを知った人々からは「信じられない。ミズガメをこんな風に放置するなんて。人間ってどこまで自分勝手で残酷なんだ」「よくもこんな惨いことができたもんだ。最低」「ちゃんと世話できないなら飼うな!」「冷酷でサドな飼い主。酷すぎる」といった飼い主への怒りの声があがっている。

なお今年3月、イギリスのサリー州で旅行に出かけた家族がペットの猫を放置したまま餓死させ、12年間の動物飼育禁止令が下されていた。

画像は『Metro 2017年8月30日付「Turtle has hole drilled in its shell then chained to tree so owners could go on holiday」(Picture: CEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)