右からギターYURI、 ベースNODOKA、ボーカルMADOKA、ドラムHONOKA、キーボードCHIHARU

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小学6年生でバンドを結成、10周年を迎えるガールズバンド「たんこぶちん」。そのボーカルを担当するMADOKAが、“女優・吉田円佳”として映画「二度めの夏、二度と会えない君」(9月1日公開)に初出演する。高校生の複雑な恋心を描いた青春純愛ストーリーで、吉田演じる森山燐が文化祭でライブ演奏するために、村上虹郎演じる篠原智らのメンバーを集めてライブ実現に向かう姿を描いている。今回、たんこぶちんのメンバー5人に、映画の印象と、劇中で使われている全6曲について語ってもらった。

【写真を見る】インタビュー中でも、互いのパートを分け合いながら答えていくメンバー

――映画をご覧になった感想をお聞かせください。

YURI:2回見させていただきました。1回目は、MADOKAがどう燐ちゃんを演じているんだろうっていう親みたいな目線で見たんですけれど、いつもバンドで隣にいるMADOKAじゃなくて、本当に燐ちゃんに見えました。映画を撮影している2週間は会えなかったので、その間にMADOKAがどれだけ頑張ったのかを思うと、次に見た時は2回目なのに映画の頭から泣いてました(笑)。音楽の面に関しても自分たちの曲が流れるのもすごいうれしかったですし、いろんな人に見ていただける映画になるんじゃないかなって思いました。

NODOKA:MADOKA以外のメンバーが映るシーンがあるんですけど、そこは2回見て2回とも笑っちゃいました。(ライブハウスの楽屋でMADOKA以外のメンバーが出演する)自分がみんなに少し遅れてうなずくシーンは撮影している時と同じで見る時も緊張しました(笑)。

HONOKA:バンドをやってる私たちからしても、共感できるところもいっぱいあったし、この映画を見てバンド始めたいなと思ってくれる人が、もっと増えたらいいなという思いがあります。なのでいろんな方に見てほしいです。

CHIHARU:この映画は、バンドを始めたくなるような映画だなって思いました。そして、MADOKAは初めての演技で不安もあって、本当に大変だったと思うんですけど、よく頑張ったなって。でも、スクリーンの中でも、ライブをやってる時みたいに、自分なりに表現して、堂々としてカッコイイなと思いました。

――「遠距離恋愛爆撃ミサイル」と「さよなら監獄教室」は、映画の設定上ですが、伝説のライブバンドのカバー曲として使われます。CDでの演奏の時にも意識はされましたか?

YURI:ギターの音は、ライブ感が出るようにしたくて、自分が実際にライブで使っている足元(ギターの音を変化させるエフェクト装置)を使って録音させていただいたので、私たちのライブに来ていただければ、そのままの音で聴けるんじゃないかと思います。ぜひ、皆さんライブに来てください、お願いします。

――「さよなら監獄教室」が使われている映画のシーンは、ライブハウスで智の演奏が途切れて、燐が演奏無しで歌いだす場面です。どんな思いで歌いましたか? そして、実際のバンドのライブで同じような経験はありましたか?

MADOKA:映画のそのシーンは、燐ちゃんらしいなと思いました。智のために歌う燐ちゃんらしいシーンだと思います。でも、実際に私たちたんこぶちんのライブで、演奏が止まった経験はないです、全員の演奏が止まることはなかったですね。

――「TIME」と「グライダー」は、MADOKAさんが歌詞も書かれていますが、「グライダー」の“ねえもし”という歌詞の部分は、実際のライブでも盛り上がりそうなフレーズですが?

MADOKA:たんこぶちんで、劇中歌を演奏する機会もこれからどんどん増えていきますけど、ぜひ、そこの部分は覚えていただいて、ライブで楽しんでいただきたいです。

――「蝉時雨ライダーズ」は、劇中の感動的な場面で演奏されますが、ドラムや全体の楽器の音が文化祭ライブのシーンとピッタリでした。どんなことを考えてアレンジをされましたか?

HONOKA:(劇中では)高校生がバンドをやるってことなので、すごいライブ感があって、若いフレッシュな感じにしたくて、勢いと疾走感を大事にやらせていただきました。

YURI:(ドラム、ベース、ギター)3人でドンで録ったのでバッチリでした。

MADOKA:ボーカルだけは、後で録りましたけど、ライブ感はバッチリです。

――「夏のおわりに」は印象深い映画のエンディング曲です。他の劇中歌に比べてキーも高いと思いますが、意識した点はありますか?

MADOKA:比較的、結構高いんですよね。苦しくても出してるぞ、ぐらいな感じで、高い音のところは歌おうといつも思ってます。この曲は、比較的、劇中歌の中でも高めというか、音程の上がり下がりがあって、Aメロは低かったりします。カラオケで高得点狙うのは難しいぞって感じで、私も無理かもしれません(笑)。

CHIHARU:この曲はキーボードも参加しているんですけど、切ない感じがよく出てる曲だと思います。

――MADOKAさんが、女優として映画出演されたことについて、今後のバンド活動にどう影響していくでしょうか?

YURI:バンドとしては、この映画の劇中歌を担当させていただいて、いつも横でギターを弾いているMADOKAが、(ギターを弾かない)ピンボーカルとしてバンドにいるっていう編成を初めてレコーディングさせていただいたんで、それを今度バンドの新しい色として、ライブでやらせていただければいいなと思っています。それでバンドの新しい色がどんどん出てくれば、チャレンジしていければと思っています。

NODOKA:MADOKAが女優として出ていて、劇中歌も自分たちが担当させていただいたので、この大きなチャンスを逃さないようにしたいですし、たくさんの人に知っていただきたいなと思います。

HONOKA:MADOKAが、たんこぶちんのリーダーなんですけど、リーダーもやってるし、女優もやって、すごい頑張ってるので、私も頑張らなきゃなって励まされました。この映画に、MADOKAがヒロインとして出て、MADOKAを通して、たんこぶちんのことを知ってもらえる機会が増えるし、もっといろんな方に知ってもらえるように、私たちも頑張らなきゃなって思いました。

CHIHARU:MADOKAが女優として新しいことに挑戦したことによって、自分もそれに、めちゃくちゃ刺激を受けたし、これからもリーダーとしてのMADOKAに、ついていきたいって思いました。そして、映画の中で、MADOKAが肉まんを、すごくおいしそうに食べるところがあったので、今度一緒に食べたいです(笑)。

MADOKA:冬になるとしょっちゅう一緒に食べてるでしょ(笑)。