寧夏夜市の南橋の圓環のすぐそばにある老舗愛玉屋台「圓環阿勝愛玉」にはオレンジジュースやレモンジュースもある

写真拡大

台湾での食べ歩きに欠かせないスイーツ第3弾。今回も夏に美味しい、ひんやり伝統スイーツを集めてみた。

【写真13枚】斬新な創作ものも!バラエティに富んだ台湾スイーツを写真でじっくり見る

首都台北は9月、10月まで夏真っ盛り。高雄、台南ともなれば12月でも半袖だ。夏のスイーツの出番はまだこれから。

今回は「この店にこんなスイーツがあったのか!」「その手があったか!」という意外性あるものも盛り込んだ。

甘さを抑えた台湾伝統スイーツだからこそ、屋台グルメの食べ歩きと一緒に楽しめる。

水果盤(スエグオパン)

南国台湾はフルーツ大国だ。憧れのマンゴーのシーズンは6月頃から8月頃まで。よく熟れたオレンジ色の皮とつややかな黄色い果肉、とろけるような甘みとジューシーな肉質がたまらない。

また、ライチのシーズンはさらに短く、5月から6月がピーク。皮が黒っぽくなったものが甘くて食べごろだ。旬なものは汁気がっぷりで砂糖のように甘みが強い。

台南や高雄では、スイーツ店と並ぶほどフルーツ店が多い。食物繊維たっぷり、ビタミンCも豊富なフルーツは、体にいいこと尽くしだ。カットフルーツ店だけでなく、八百屋さんの店先に並んだ果物も、店員に頼めばカットしてくれることが多い。

清吉水果(チンジースエグオ)
台南市府前路一段294號 TEL:06-2271608
10:00〜25:00 第2・第4日曜休

冰淇淋(ビンチーリン)

台北の下町、艋舺(万華)と若者の街・西門町のちょうど真ん中くらいの場所に、古いアイスクリーム店がある。艋舺や西門町は歴史のある街だけあって老舗が多い。

ここ「永富冰淇淋」も終戦の年に創業したので、すでに70年以上の歴史を誇る。店構えもレトロで、まるでタイムスリップしたようだ。小さなスクープのアイスクリームが3球セットで1人分。これで35元という驚きの安さ。

フレーバーはちょっと変わっていて、バニラやイチゴ以外に、ピーナッツ、梅、パッションフルーツなどがあり、いかにも台湾らしい。シャーベットに近いさっぱりとしたアイスクリームなので3球くらいはペロリといける。

3つ重ねて食べるので、3種類の味のバランスも考えながら注文したい。

永富冰淇淋(ヨンフービンチーリン)
台北市貴陽街二段68號 TEL:02-2314-0306
10:00〜23:00 無休

豆花(ドウホァ)

日本人旅行者に人気の高い、おなじみの豆花。今回は台湾では珍しく朝食を扱う豆漿店で見つけた豆花をご紹介したい。豆乳を売っている朝食店が、同じ豆乳から作る豆花を扱うのは合理的なのだが、豆花を置いている朝食店は少ないのだ。

台北駅の駅裏エリア(長安西路)にある「四海豆漿大王」は、小籠包や饅頭など通常の朝食メニューも充実しているが、ほんのり甘い豆乳が食べられる。

豆漿店らしく味はシンプル。大豆の香りが濃く、そこに柔らかく煮込まれたピーナッツだけがトッピングされている。豆乳や豆花で朝からイソフラボンをたっぷり摂って、旅行中も美容意識を高めていこう。

四海豆漿大王(スーハイドウジャンダーワン)
台北市長安西路29號 TEL:02-25562785
4:00〜21:00 無休

紅豆/緑豆(ホントウ/リュウドウ)

小豆と緑豆は台湾スイーツに欠かせない材料だ。甘く煮てトッピングに使ったり、お汁粉として食べたり、ミルクと混ぜてシェークにしたり。

高雄の「鐘家緑豆湯大王」には「紅豆」と「緑豆」の両方の看板が大きく掲げられており、温かいスープや冷たいかき氷など楽しみ方はいろいろ。

炎天下の高雄で、紅豆緑豆練乳かき氷をいただいた。真っ白なかき氷の上に山のように乗せられた豆と練乳のコラボがみごと。この店の紅豆には、小豆や金時豆など、大きさの違う豆が入っていて食感が楽しい。日本のあんこほど甘すぎないので食べ続けても飽きないのがいい。

斬新なのはあんこに牛乳をぶっかけただけの紅豆牛奶(あずきミルク)。ミルクに小豆の甘みが溶けてデザートに早変わり。日本でも家庭で試してみたくなる一品だ。

鐘家緑豆湯大王(ジョンジャーリュウドウタンダーワン)
高雄市青年二路160號 TEL:07-2711616
9:00〜24:00 月曜休

芋圓(ユーユエン)

おなじみの九份で絶大な人気を誇る伝統スイーツに芋圓がある。タロイモ(紫)とサツマイモ(黄色)の2色の団子を煮てお汁粉やかき氷にトッピングする伝統スイーツだ。

この人気の2色団子を使ったスイーツを出しているのが台北裏駅の路地にある。阿斌芋圓」。

店構えは小さいが、味は絶品。豆花、仙草など他にもメニューはあるが、かならず芋圓をトッピングしよう。ふっくらと大きめのタロイモ団子とサツマイモ団子は、モチモチとしか食感や甘さがほどよく、食べごたえもある。

この店は、九份の人気店「頼阿婆芋圓」(ライアーポーユーユエン)からのれん分けされたた唯一の店。九份に行かなくても、本格的なタロイモ団子が台北駅のすぐそばで食べられる。

阿斌芋圓(アービンユーユエン)
台北市長安西路220巷5-1號 TEL:02-2555-6079
10:00〜16:30 日曜休

愛玉(アイユー)

台湾の夜市でよく見かけるシンプルなゼリー、愛玉冰。愛玉というイチジクに似た木の実の細かい種から作られる100パーセント天然のゼリーだ。

レモンジュースやほんのり甘いシロップと一緒にいただくので、のど越しがよく、食べ歩きするときの口直しや熱中症予防に最適。

「阿勝」は台北駅から徒歩10分の圓環(ユェンホァン)に屋台を構える愛玉専門の老舗。人通りのあまりないところに位置するものの、ひっきりなしに客が来る。カウンターに4人ほど座れるが、ほとんどの客はテイクアウトだ。

愛玉はお椀にいれて食べるのが一般的だが、大きなテイクアウト用のコップについで太いストローを刺し、タピオカミルクティーのように柔らかいゼリーを太いストローで吸い上げ、飲み物として手軽に楽しむことができる。

圓環阿勝愛玉(ユエンホァンアーシェンアイユー)
台北市南京西路262巷の入口 TEL:02-25552792
11:00〜23:00 無休

番茄冰沙(ファンチエビンサー)

台湾には伝統スイーツだけではなく、斬新な創作デザートもたくさんある。なかでもフルーツを使ったものや、中国茶を取り入れたドリンクなどは、日本ではなかなか巡り合えないのでぜひ体験しておきたい。

「Mr. Wish鮮果茶玩家」は鮮度がよく、しかも遊び心があって楽しい旬なドリンクがたくさん取り揃えてある。期間限定のフレーバーも多いので、訪れるたびに新しい味に出合えそう。

トマトフレーバーのシェークもそんな珍しいドリンクのひとつ。台湾のトマトはもともと甘みが強いが、さらに甘さを足してフルーティー感がアップ。ほかにもマンゴーシェーク、キウイシャーベットなどフルーティーなものから、アイス高山烏龍茶など台湾伝統の味も楽しめる。

Mr. Wish鮮果茶玩家(ミスター・ウィッシュ シェングオチャーワンジャ)
台北市錦州街252號 TEL:02-25175366
月〜金10:00〜22:30/土日12:00〜21:20 無休