2016年のFCチェーン、売上高は7年連続のプラス成長!

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全国のフランチャイズチェーン(FC)の2016年度の実績がまとまった。チェーン(企業)数、店舗数、売上高のすべてで前年度の実績を上回ったと、日本フランチャイズチェーン協会(JFA)が2017年8月30日に発表した。

調査結果について、JFAは「2016年度の日本経済は個人消費を押し上げるまでには至らなかったが、FCチェーン各社では消費者のニーズを捉え、ブランドを整理、再構築するなどに取り組んだ」ことが、好調を支えたとみている。

コンビニの寡占化進む

2016年度のチェーン数は、前年度と比べて0.5%増の1335チェーンとなり、7年連続で増えた。国内の総店舗数(直営店と加盟店の合計)は0.8%増の26万3109店舗で、8年連続の増加。売上高は2.0%増の25兆974億円で、7年連続のプラス成長となった。

小売業全体ではチェーン数は前年度比0.9%減の342チェーン、店舗数は1.0%増の10万8631店舗、売上高は2.3%増の17兆8404億円。このうち、コンビニエンスストアは、チェーン数は11.5%減の23チェーン、店舗数は1.3%増の5万7818店舗、売上高でも3.2%増の10兆8307億円だったが、JFAの会員企業の占める割合が店舗数で98.6%、売上高では99.5%を占めるまでに至った。JFAは、「FCビジネスをけん引するコンビニは、寡占化が進んだ」としている。

また、外食業ではチェーン数は0.4%増の571チェーン、店舗数は0.3%増の5万8696店舗、売上高は1.4%増の4兆1148億円となった。「持ち帰り寿司・弁当店」が苦戦した一方で、「カレー・牛丼・各種どんぶり」チェーンや「コーヒーショップ」が店舗数や売り上げを伸ばした。

サービス業では、チェーン数は1.7%増の422チェーン、店舗数は1.0%増の9万5782店舗、売上高は1.7%増の3兆1421億円となっている。学習塾や住宅建築・リフォーム、介護サービスへの需要が高かった。