(写真提供=SPORTS KOREA)

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日本でも人気を集めているK-POPボーイズグループEXOは、CDの売れ行きも好調だ。

これまで発売した4枚のアルバムは、すべてミリオンセラーを記録している。

とりわけ6月19日に韓国で発売した4thフルアルバム『THE WAR』は、予約販売数だけで80万枚を突破。発売後も、グループ史上最短となる24日目で売上100万枚を記録し、ますます人気が高まっていることを証明している。
(参考記事:韓国に浸食した“AKB商法”でK-POPアイドルのCDが爆売れ中!? “CD市場”の日韓比較

”キム・ジョンテ”と表記した理由

興味深いのは、その『THE WAR』に収録されている曲たちのクレジット欄だ。

このアルバムは、これまでのどのアルバムよりもメンバーたちが関与していることが特徴で、タイトル曲の『Ko Ko Bop』をはじめ、チェンとチャンヨル、ベクヒョンが自ら作詞を担当している。

そのメンバー自ら作詞担当した曲たちのクレジットを見ると、作詞欄にはメンバーの芸名ではなく本名が書かれている。

チェンは“キム・ジョンテ”、チャンヨルは“パク・チャンヨル”、ベクヒョンは“ビョン・ベクヒョン”と表記されているのだ。

EXOは“未知の世界から来た新たなスター”を標榜しており、独特なストーリーを持ったグループとして知られている。

それだけに、このアルバムでわざわざ本名を記載したことには、何か特別な意味があるのではないかと勘繰ってしまうが、その意図について、チェンは次のように明かしている。

「このアルバムに限らず、少しずつですが、これまでもEXOのアルバムでは作詞を手掛けてきました。本名を使う理由は、作詞を私自身の人生における勉強という風に考えているからです」

「EXOのチェンではなく、私自身の勉強だと思うので、作詞家としてクレジットに記載するときは、“チェン”よりも“キム・ジョンテ”と本名を書くことが多いです」

グループの一員として役割を果たすというよりは、“キム・ジョンテ”という一個人として作詞と向き合っているということだろうか。

「希少価値が高いから」

一方、同じく作詞を担当したベクヒョンは、冗談交じりにこう説明している。

「作詞はこれまでもしていましたが、今回、運よくアルバムに(手掛けた曲を)収録してもらえました。ほかのメンバーたちも本名で記載していたので、私も“ビョン・ベクヒョン”としました」

「私の名前は希少価値が高いんです。(本名に)誇りを感じているため、“ビョン・ベクヒョン”という名前でクレジットを表記しました」

残念ながらチャンヨルが本名でクレジットに表記している理由については明かされていないようだが、“パク・チャンヨル”名義で俳優活動も行っているだけに、思い入れがあることは間違いなさそうだ。

9月5日には『THE WAR』のリパッケージアルバム『THE WAR:The Power of Music』が公開されるが、“作詞家”たちの顔を思い浮かべながら聴くのも一つの楽しみ方かもしれない。

(文=李 仁守)

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