サムスン、新型ウェアラブルデバイス Gear Sport、Gear Fit2 Proを発表
ドイツで9月1日から開催される国際コンシューマーエレクトロニクス展 IFA 2017。それに先駆けて開催されているプレスカンファレンスにおいて、Samsungがフィットネス向けスマートウォッチGear Sport、Gear Fit2 Proを発表しました。

残念ながら期待されていたGear Sシリーズの新モデル(Gear S4)は未発表となっています。

サムスン、新型Gear SスマートウォッチをIFAで発表へ。Gear Fit2 Proは商品ページをうっかり公開


フィットネス重視のGear Sport

Gear Sportは、Samsungのスマートウォッチ Gear Sシリーズをその名の通りスポーティーにしたモデル。46mmとやや大柄だったGear S3と比べ、42.9mmと小型化。装着するベルト幅も22mmから20mmと細くなり、女性でも付けやすいサイズになりました。

ケースが小さくなった分、ディスプレイサイズは1.2インチと0.1インチ小さくなりましたが、解像度は360x360で変わりません。Gear S3と同様の回転ベゼルも搭載しています。

Gear S3との大きな違いは防水性能。Gear S3ではIP68でしたが、Gear Sportは5気圧防水に対応。Speedoアプリで水泳のトラッキングが可能になりました。

このほか、米軍調達規格(MIL-STD-810G)に準拠した耐久性も備えます。

OSは従来通りTizenを採用。RAMは768MB、バッテリー容量は300mAh。4GBのストレージを内蔵しており、音楽ストリーミングサービス Spotifyのプレイリストの保存に対応。Bluetoothヘッドセットとペアリングし、単体で音楽の再生も可能です。さらに、PowrPointを操作したり、Gear VRのリモコンとしても利用できるとのこと。もちろん、心拍モニタも搭載しています。


▲カラーはブラックとブルーの2種類

価格や発売時期は発表されていません。

マイナーチェンジ版のGear Fit2 Pro

Gear Fit2 Proは、前モデルGear Fit2のマイナーチェンジモデル。



Gear Sportと同様に5気圧防水に対応したほか、ベルトデザインが従来のスナップ留めから、一般的な腕時計と同様の尾錠スタイルに変更されています。



主な仕様としては、ディスプレイサイズは1.5インチ 216 x 432。RAM 512MB、ストレージ4GB。バッテリー容量は200mAh。Gear Sportと同様にSpeedoの水泳トラッキング、Spotifyのオフライン再生にも対応します。


▲カラーはブラックとレッド。

価格は200ドル(約2万2000円)。発売日は不明ですが、8月31日から予約の受付が開始されるとのことです。