台湾空軍が9月1日に「防空飛弾指揮部」の発足にあたって行う閲兵式で旧日本軍の軍歌を使おうとしていたことがわかり、批判が噴出している。空軍当局は批判を受け、使用する楽曲を急きょ変更することを明らかにした。写真は台湾空軍。

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2017年8月30日、環球網によると、台湾空軍が9月1日に「防空飛弾指揮部」の発足にあたって行う閲兵式で旧日本軍の軍歌を使おうとしていたことがわかり、批判が噴出している。空軍当局は批判を受け、使用する楽曲を急きょ変更することを明らかにした。

閲兵式には戦闘機のミラージュ2000やF−16、AT−3サンダータイガースのほか、地上でも兵員900人とミサイル装備などが動員されることになっていたが、「地上部隊のパレードに旧日本軍の軍歌が使われるようだ」とあるフェイスブックユーザーが暴露。「日本の犬」「植民地になりたいのか」などの批判が出ていると台湾の聯合新聞網が報じた。

空軍司令部は「26日に屏東で行われた閲兵式の訓練で他国の軍楽隊行進曲が誤って使用された」とし、関係者から事情を聞いた上、台湾の軍楽に変更させたと発表。さらに、関係部署を処分するともに、指導を徹底し、再発防止に努めることを明らかにした。

なお、台湾では過去にも閲兵式で李登輝総統(当時)の入場時に日本の軍歌を使ってしまったことがメディアに報じられ、責任者が処分される事案が発生している。(翻訳・編集/岡田)