マンチェスター・ユナイテッドの元監督であるアレックス・ファーガソン氏がかつてのライバル、リバプールへ同情した。スイスのニヨンで行われたUEFAエリート・コーチ・フォーラムで語った内容を英『フォー・フォー・トゥー』が伝えている。

 リバプールではMFコウチーニョがバルセロナへの移籍を志願しているが、クラブは容認せずに平行線を辿っている。「こういう状況だと、強権を発動させるのが必要不可欠なように思う。監督としての仕事は、選手を教育することも含まれている。だから選手たちのやっていることについては監督が責任をもたなければならない」と話したファーガソン氏は持論を展開。

「もちろん、それがむずかしいケースもある。今回のリバプールの件についてはがっかりしているよ。リバプールはコウチーニョをここまでうまく育て上げてきたからね。だから少し残念に思っている。とはいえ、なんとかしなければならない。移籍市場はああいう状況を助けてはくれないんだ」

 長年プレミアリーグで戦い抜いてきた元指揮官は“解決方法”にも言及。「解決策として考えられるのは、シーズンが始まる前に移籍市場を閉めてしまうことだろう。誰が残って誰が残らないのかをわかりやすくするためにね」と指摘した。

 またファーガソン氏は、リーダーシップという観点で最近感銘を受けているのはジョゼ・モウリーニョ監督だと明かす。

「ヨーロッパリーグの結果に全てがかかっていたと思う。優勝すれば欧州CLに出場できるからね。ジョゼは目標を狙い定め、すべての試合で最高のチームを指揮した。試合の始まりから完璧だったよ。彼こそ優勝にふさわしい。彼の姿勢はファーストクラスだった」

「プレミアリーグを制覇することができないと気づいた時、彼はすぐさまヨーロッパリーグに切りかえ、すばらしい試合を何度もした。あれは偉業だった」


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