テスト走行の様子が公開されていた、3代目の新型ポルシェ・カイエンが8月30日にワールドプレミアされました。ポルシェ初のSUVであるカイエンは、マカンとともに同社の屋台骨を支える主力モデル。

外観は911のテイストが色濃く盛り込まれています。大型化されたフロントのエアインテークは、高性能をアピールし、新しい水平のライトエッジによって、ワイドかつスポーティな印象を強調。

2895mmのホイールベースを変更することなく、全長が63mmストレッチされ、先代よりも車高を9mm下げることによって、全長4918mm、全幅1983mm(エクステリアミラーは除く。欧州仕様値)となったボディは、エレガントな流線形を強く印象づけています。

メカニズム面ではアクティブ制御の4WDシステムが標準化され、「ポルシェ4Dシャシーコントロール」、「3チャンバーエアサスペンション」、電子制御ロール安定化システムの「ポルシェ ダイナミックシャシー コントロールシステム(PDCC)」によって、オンロード性能をさらに向上。最新装備を数多く盛り込んだにも関わらず、重量は先代よりも約65kg軽くなったそうです。

ダイエットは、総アルミニウム製のボディによるもので、フロアパンアッセンブリーやフロントセクションなど、ほぼ全てのシャシーコンポーネントは合金製。さらに、先代より10kgの軽量化に貢献するリチウムイオンポリマー スターターバッテリーも用意されています。これらにより、装備を強化しながらカイエンの乾燥重量は2040kgから1985kgに軽量化されたとのこと。

また、ローンチ時のパワートレーンは、新開発された2種類の6気筒エンジンが用意され、先代を40ps上まわる340psの3.0Lエンジンを搭載するエントリーグレードの「カイエン」。そして「カイエンS」は、先代から20ps超となる440psの2.9L V6ツインターボエンジンを搭載。最高速度265km/hに達し、オプションの「スポーツクロノパッケージ」を装着すれば、0-100km/h加速は4.9秒で到達。組み合わされるトランスミッションは、両モデルともに新しい8速ティプトロニックSトランスミッション(8AT)。

内装は、新型パナメーラに採用された最新世代の「ポルシェ コミュニケーションマネージメントシステム(PCM)」の12.3インチフルHDタッチスクリーンが目を惹きます。

ボイスコントロールなどで直感的に操作することが可能で、標準の「ポルシェ コネクトプラス」を使用することで、オンラインサービスとインターネットにアクセスすることも可能。リアルタイム交通情報表示などが標準装備されるオンラインナビゲーションも含まれています。

新しいセンターコンソールのアナログスイッチは、主要機能が割り振られていて、そのほかのスイッチは、スマホ同様に音声と指先で操作するガラスルックのタッチパネルに統合。

さらに、ポルシェらしさを強調するアナログのレブカウンターが中央に設置され、両側の2つの7インチフルHDディスプレイにはドライビングデータとマルチファンクションステアリングホイールで選択された追加情報が表示されます。

ほかにも、熱探知カメラを備えたナイトアシスト、レーンチェンジアシスト、レーンキープアシスト、トラフィックジャムアシスト、サラウンドビューを含むパークアシスト、アダプティブクルーズコントロールなどの安全・快適装備ももちろん用意されています。

(塚田勝弘)

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