扱いやすいが味のある「やや古め」のクルマたち

  ネオクラとは、ネオクラッシックカーの略だ。この場合、クラッシックカーの定義はなんぞやから始まるとかなり話はややこしくなる。自動車文化が成熟している欧米では、クラッシックカーといえば第二次世界大戦が終わって10年ぐらい。1960年までのモデルで、それ以降はただの古いクルマと言うことも多い。

  もちろん日本ではそんな時代はまだ試行錯誤の連続で品質も悪かったから、クラッシックカーと呼べるようなモデルはほとんどない。日本の場合は、1960年代から1970年代あたりのクルマをクラッシックカーと呼ぶことが多い。つまり高度経済成長を背景にしたモータリゼーションによって登場したクルマたちだ。品質も性能もまずまずだったりする。

  そのクラッシックカーのネオ。つまり1980年代以降のクルマたちを指すのが、ネオクラッシックカーだ。50歳以上の方にとっては「最近だろう」と思うかもしれないが、すでに30年は経過。デザインは今のクルマにはないものだし、その間に技術的にも驚異的に進化しているので、クルマの性能としてもなんだか懐かしい。つまりそこそこ古い程度だが、クラッシックカーとしての条件は満たしていると言っていい。

  それでいて、技術レベル自体は高いので故障も少なくて、維持も楽だし、走行性能も不満のないレベルだ。とくに1980年代に花開いたターボはどれもドッカンターボで、運転していても楽しい。

  さらにリアルクラッシックは、最近よく話題になるように、価格が高騰しすぎていて、手が出せないというのもあるだろう。それゆえ、まだ込み込み100万円代でいろいろと買えるネオクラッシック、つまりネオクラに人気が集まるというわけだ。