W杯出場へ「鼻歌を歌っているのは日本」 韓国メディアがサウジ敗戦を「異変」と報道

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サウジアラビアが敗れたことで「日本のW杯出場はほぼ確定」との論調に

 ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、B組首位の日本代表は31日にホームでオーストラリア代表を迎え撃つ。

 勝ち点1差の2位サウジアラビアが29日のUAE戦に1-2で敗れたことで、日本はオーストラリアに敗れてもサウジアラビアとの最終戦で引き分け以上の結果を手にすれば、6大会連続のW杯出場が決定する。

 この状況を受けて、韓国メディアの論調は、「(日本の)W杯出場はほぼ確定」との見方が強い。

「サウジの敗北に日本のハリルホジッチが笑う――オーストラリアを破ればW杯出場決定」(スポーツ紙「スポーツソウル」)
「サウジの後退…ロシアに近づいた」(スポーツ紙「MKスポーツ」)

 サッカー専門誌「ベストイレブン」は、「異変が起こった。サウジアラビアがUAEに逆転で敗れた。この結果で鼻歌を歌っているのは日本だろう。オーストラリアに勝利すれば、勝ち点20でロシア行きが決まる。新たな流れをつかんだ日本の行方が楽しみだ」と伝えている。

 ただ、韓国の各メディアは1週間前、「オーストラリアに引き分けや敗れた場合、ハリルホジッチを解任する」という日本の報道を伝えていたばかり。サウジアラビアの敗戦によって、その見方は変わってきたようだ。


日本よりも険しいA組韓国の状況

 一方、韓国代表が緊迫した状況に直面していることに変わりはない。成績不振によりウリ・シュティーリケ監督が解任され、7月にシン・テヨン新監督が就任したチームは、同日にA組1位ですでにロシアW杯出場を決めているイランをホームに迎える。最終戦では現時点で韓国と勝ち点1差の3位ウズベキスタンとのアウェー戦が控えており、2試合の結果次第ではA組3位に転落する可能性もある。

 韓国がイランに勝利して、同日開催のウズベキスタン対中国戦でウズベキスタンが敗れれば、韓国もW杯出場権を手にするが、その道は日本よりも険しい。

 一時は日本と韓国がグループ3位に転落した場合、“日韓プレーオフ”の可能性も伝えていたが、日本が有利な状況になったことで、韓国は母国代表の動向に注視しなければならなくなったようだ。

【了】

金 明碰●文 text by Myung-wook Kim

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images