「ハービー」で鉄道輸送滞る、米国の穀物輸出に影響も 

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[30日 ロイター] - 熱帯低気圧「ハービー」による記録的な大雨や洪水の影響で運行を停止している米鉄道各社は、通常運行に戻るにはかなりの時間がかかるとの見方を示している。

テキサス州には全米各地からの穀物が集積され、そこから船で輸出されるため、農業への被害が懸念されている。また、メキシコと米国を結ぶ路線ルートでは、自動車部品などの輸送に影響が出る可能性がある。

現在、ユニオン・パシフィックとBNSF鉄道、カンザス・シティ・サザン鉄道の路線が運行を停止している。

ユニオン・パシフィックは、ヒューストンの東の大半の地域はまだアクセスができない状態にあり、ヒューストンを迂回するルートで運行していると明らかにした。

BNSF鉄道は29日、運行再開にはかなりの時間がかかると顧客に伝えた。

輸送コンサルタント会社のトーマス・ウィリアムソン氏は、2─6週間はサービスに影響が出る、との見方を示した。

メキシコ湾岸沿いの穀物倉庫には大きな影響は出ていないが、穀物の輸送が滞り、商品を受け取れない状態という。