出場停止処分、ストライキ、1億ユーロを超える移籍金・・・、ここのところはウスマン・デンベレの話題でもちきりとなっていたボルシア・ドルトムント。だがその裏でひっそりと、公式戦3試合で連続先発を続けていたのが、今夏にフライブルクから移籍金2000万ユーロで加入したマキシミリアン・フィリップだ。

今夏にU21欧州選手権にて優勝を果たした23歳は、デンベレのみならず筋損傷を抱えたシュールレの離脱も相まって、ここまで続けて先発出場。それでも同選手は「準備期間でいいパフォーマンスをみせていたし、プレーするのにはふさわしいと思っているよ」と胸を張った。「それに、決してそんなに悪くはなかったと思うけど。」

確かにポカール1回戦ではアシストを記録、さらにブンデス開幕戦となったベルリン戦では、78分に交代をつげられるまで14本のシュートチャンスのうち8本に直接かかわるなど、存在感を披露。交代直前には、後少しで移籍後初得点というシーンも見られている。

そしてその次に迎えたドルトムントでのホームデビューを果たしたフィリップは、そのときの気持ちについて「最高だったよ。クールだね」と振り返っており、現在はリーグ戦首位につけているところだが「上位にいると言うこと自体、僕にとって新しい経験なんだよね」と語った。

ただしフィリップがこれからも出場機会をこのまま得られるかはまだわからない。先日ドルトムントは、フィリップと同様にトップもこなせる大型ウィンガーのヤルモレンコを獲得。さらに移籍金額はフィリップよりも500万ユーロ上だ。