バルト三国の一国・ラトビアの国民的お菓子ブランドといえば、なんといっても「ライマ(Laima)」。

1870年に、ラトビア初のチョコレートメーカーとして首都のリガで創業したライマは、バルト三国とロシア最大のお菓子メーカーのひとつに成長しました。

お土産やギフト用の、美しくラッピングされたチョコレートやキャンディーから、スーパーでも売られている普段用まで、ラトビアを旅すればあちこちでライマの製品を目にすることができます。

そんなライマが、2014年にリガにオープンしたのが、「ライマ・チョコレート博物館」。

新市街のミエラ通りに位置し、旧市街からは2キロほど。歩くこともできますが、観光客でも停留所やルートがわかりやすいトラム(11番)を利用すると簡単にアクセスできます。

博物館の玄関をくぐると、さっそく天井に施されたチョコレートアートが迎えてくれます。さすが、チョコレートメーカー。気分が盛り上がってきますね。

受付で入館料を払うと、QRコードのついたカードを渡されます。これを使って、ちょっとしたお楽しみが待っていますよ。

まずはスタッフに案内されて、展示室の中へ。するとそこにはチョコレートの噴水があり、スタッフがカップに温かいチョコレートドリンクを取って手渡してくれます。

ココアとは違って、チョコレートを溶かしただけのチョコレートドリンクはさぞ甘いのではと思いきや、意外にもほんのり苦味のある大人の味わい。

チョコレートドリンク出された後は、個人で自由に見学します。

最初の展示室では、カカオ豆の栽培から選別、加工まで、普段どう作られているかあまり意識することのないチョコレート誕生までのストーリーや、ライマのチョコレートの製造工程やラッピングまでが、レトロなマシーンでリアルに紹介されています。

一番奥のマシーンで楽しめるのが、オリジナルプリントチョコレートの注文。

入館時に受け取ったカードのコードを機械にかざし、好きな文字をキーボードで打ち込んで、自分だけのパッケージの板チョコを注文しましょう。オリジナルチョコレートは、オーダーから15分後に受付で受け取ることができます。

ライマの商品のなかには、ハンドメイドのマジパンもあります。その制作過程をビデオで観たり、カカオの歴史や性質について学んだり・・・

カカオ豆には大きく分けて、クリオロ、フォラステロ、トリニタリオの3種類があり、ライマのチョコレートは香り高いフォラステロ種のカカオ豆からつくられているのだそう。小さな博物館ではありますが、チョコレートやライマについて、たっぷりと学べる内容となっています。

奥の展示室には、リガの旧市街の入口にある、ライマのロゴを冠した「ライマ・クロック」のレプリカも置かれています。

1924年にはじめて設置され、1936年にライマのロゴがデザインされたこの時計は、多くの恋人や仲間たちが会った定番の待ち合わせスポット。リガの街を歩くときには、90年以上にわたって人々の営みを見続けてきた、この時計の実物をぜひ見つけてくださいね。

ライマ・クロックのレプリカがある部屋では、レトロなオリジナル写真を撮ったり、ステージで踊っている様子をビデオに収めたりすることもできます。

さらに、博物館の展示とは別に、事前予約制でお菓子作りのワークショップも開催されていて、こちらも大好評。

150年近くにわたって、ラトビアの人々に愛されてきたライマ。そのミュージアムは、お菓子同様、老若男女が楽しめる場所なのです。

博物館の隣には、もちろんライマのショップも併設されています。

化粧箱入りのお土産向きのものから、すぐに食べたくなるポップなパッケージの手ごろなチョコレートやキャンデーまで、たくさんのラインナップのなかからぜひお気に入りを連れて帰ってくださいね。

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名前 ライマ・チョコレート博物館(The Laima Chocolate Museum)
住所 Miera iela 22, Riga, Latvia
開館時間 火〜日 10:00〜19:00(月曜休館、ほか祝日等に伴う休館の場合あり)
http://www.laimasokoladesmuzejs.lv/en/about-museum/exposition/