中国が世界一の経済大国になりつつあることに対して韓国や欧米のメディアが憂慮を示している。写真は上海。

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2017年8月29日、参考消息によると、中国が世界一の経済大国になりつつあることに対して韓国や欧米のメディアが憂慮を示している。

台湾紙・中国時報電子版は28日、「近ごろ韓国メディアの報道からは、高高度防衛ミサイル(THAAD)問題で中国消費市場を失ったことに加え、国際的な巨大プロジェクトまで中国企業に持って行かれることに対する憂慮が見て取れる。造船では技術的なレベルが非常に高い超大型液化天然ガス輸送船の注文を奪われた。韓国産業研究院によれば、韓国の造船業の競争力はあとわずか2〜3年で中国企業に追い抜かれるという。また、韓国メディアは情報通信技術(ICT)分野にも注視している。中国は特許数がすでに韓国の5倍に達しているほか、人工知能や電気自動車などの開発が急速に進んでいるのだ」とした。

中国時報によれば、米フォーブスは「政府の支援の下、中国のベンチャー投資家は間もなく米国を追い抜く」と報じ、ロイターも「中国大陸は徐々に米国に代わって世界最大の石油輸入国となりつつあり、石油市場における需要をリードする立場になりつつある。中国はアジア市場における『支配者』としての地位固めを進めている」と評した。

統計によると、今年上半期の中国の原油輸入量は1日平均855万バレルで、同812万バレルだった米国を初めて上回ったという。中国時報は「世界の石油市場の中心が西から東へと移動しており、特に上海では原油先物取引市場開設の準備が行われている。中国が世界の石油価格を決める上で重要な役割を果たすようになるのだ」と報じている。(翻訳・編集/川尻)