高良健吾が5股のダメ男に!

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2018年より、WOWOWで「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」が放送されることが分かった。原作は伊坂幸太郎の同名ベストセラー小説。主演に高良健吾、“ヒロイン役”に城田優を迎え、伊坂作品を初めて連続ドラマ化する。

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出会ってひかれる女性すべてと付き合うので、いつの間にか5股をかけてしまった主人公・星野一彦を高良が演じる。“ある組織”への、多額の借金の清算として「とてもじゃないけど人間の生活が送れない 」場所に<あのバス>で連れ去られるという運命が待ち受ける星野の願いは、<あのバス>で連れて行かれる前に、5股をかけていた 5人の恋人たちに会って別れを告げること。

そんな彼のお目付け役として“お別れ行脚” に付き合うことになったのが、城田演じる怪異な外見と毒舌を発揮する繭美。星野と繭美のバディが織りなす、5人の女性に別れを告げる不思議な数日間を描いた「グッド・バイ」ストーリー。

■ 高良健吾コメント

作品を読んだとき、この世界観を伝えるには「一つ一つのせりふを大切にすべき」だと感じました。森(義隆)監督にお伝えしたら、監督もそう決めていたようでうれしかったですね。これまでにやってこなかった“一語一句忠実にせりふに縛られる”ことを楽しんでいます。

優くん演じる「繭美」は理不尽ですけど、気持ちのいいキャラクターですね。優くん自身はピースフルであり、エンターテイナーであり、一緒にいて面白い人。

この作品はとても不思議な魅力を持っています。僕自身も演じながら、その魅力をつかみ取っていった感じです。ドラマを見ていると、展開の速さにふっと置いていかれる瞬間が必ずあると思うんですけど、必死にしがみついて見てください。きっと生きていく上で大切 な“何か”を感じ取ってもらえると思います。

■ 城田優コメント

最初で最後であろう女役が繭美でよかったなと思うくらい、やりきっていますね。 星野、繭美というそれぞれのキャラクターの相反する2人の正反対の部分が、だんだん近づいて、“あうん”の呼吸じゃないですけど、夫婦漫才みたいになっていくシーンがあって、そこがすごく好きです。

あと悪気がないんだけど、結果的に誰かを傷つけている健吾が構築した星野というキャラクターが、すごく癖になるんですよ。誠実過ぎる故に時々イラッともさせられるんですけど、結果、5人の女性は引きつけられていくんです。 回を重ねるごとに面白みも増していきますので、ぜひご覧ください

■ 原作・伊坂幸太郎コメント

この小説は毎回、同じシチュエーション、「出会いの場面」と「恋人に別れ話を切り出す」ところから話が始まります。それだけに、単調にならないよう、出てくる女性や物語の雰囲気に変化をつけることに力を注ぎましたから、各話の共通点や違いが楽しめる「連続ドラマ」と いう形で映像化してもらえるのは、本当にありがたいです。

元々森監督の作品は好きでしたし、脚本の鈴木(謙一)さんは、世の中で僕の作品を最も理解してくれている方の一人だと常々思っています。今から出来上がりが楽しみでなりません。

■ 武田吉孝プロデューサーコメント

熱烈な支持を集める伊坂幸太郎さんの原作でありながら、6章仕立ての小説を6話連続形式で完結するというWOWOWならではのやり方で初めて、連続ドラマ化を実現することができました。

星野役の高良健吾くんは、今年30歳を迎えます。20代の切れ味や勢いが、オトナの味わいに移ろい始めるこの頃、今の高良くんなら、5股男なのにどこか捉えどころがなく憎めない星野一彦という役に、得難いペーソス(哀愁)とくれなずむ青春感を与えてくれる確信があり、「ひゃくはち」以来10年ぶりとなる森義隆組に登板をお願いしました。

繭美役には当初長身の女性キャストも考えたのですが、何かパンチが足りない。ロックミュージシャンからドラァグクイーンまでさまざまな“強い女”の参考写真の海に溺れかけていたとき、ふと目にとまったのが、城田くんの某舞台の宣材写真でした。ああ、繭美はこの人しかあり得ないと。

美しくて、気高くて、引き込むんだか寄せ付けないんだかよく分からない迫力もあって。製作者としてはもう、城田優がこの世に存在してくれてよかった、と感謝の念しかありません。

計算というより、縁やタイミングで実現した企画です。作り手が感じたこのような出会いの幸運を、しっかり視聴者にお裾分けできる、そんなドラマにしたいと思います。