オーストラリアといえばコイツだ!編集部が忘れられない印象的な選手たち

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31日(木)に行われるワールドカップ予選の大一番、日本対オーストラリア戦。

日本にとってオーストラリアは縁がある国である一方で、長きにわたって苦戦を強いられてきた相手だ。

そこで今回は、編集部のそれぞれに「オーストラリアと言えばコイツ!」というサッカー選手を挙げてもらった。

運命の試合を前に、オーストラリアのレジェンドたちを振り返ろう。

ティム・ケイヒル

【コメント】

かつて、これほどまでに日本のサポーターから恐れられたサッカー選手がいただろうか。日本戦の成績は11戦5ゴール、まさに“日本キラー”と呼ぶに相応しいのがこのティム・ケイヒルだ。

MFでありながら抜群の得点力を誇り、その空中戦の強さはおよそ身長180cmには思えない。MFにもかかわらず代表通算48得点というのは、驚異的と言っていいレベルだ。

最近ではベンチスタートが増えているが、ケイヒルの場合、出場時間は関係ない。日本としては何としてもケイヒルが出てくる前に試合を決めておきたいところだ。

ケイヒルとやるのは今回が最後になるかもしれないだけに、なんとか打ちのめしておきたいが…やはり怖い。

選出者:編集部S

ブレット・エマートン

【コメント】

大柄ながらFWからDFまでこなした頼りになるユーティリティープレイヤー。

フェイエノールトで小野伸二とともにプレーしたことでも知られている。フェイエでは右SB、オーストラリア代表では右SHとして、果敢なドリブル突破から正確なクロスを供給した。

その後はセンターハーフでもプレー。2014年に引退している。

選出者:編集部I

マーク・ヴィドゥカ

【コメント】

広島サポの筆者にとって、オーストラリアといえば故エディ・トムソン時代のポポヴィッチ、コリカ、アーノルド、フォックスといった名前がすぐに出てくるが、代表で印象深い選手といえばキューウェル、そして同時期に欧州で活躍したマーク・ヴィドゥカだ。

1990年代後期から2000年代にかけて、セルティックやプレミアリーグの数クラブで活躍し、リーズ時代には全4シーズンで二桁ゴールを記録したヴィドゥカ。

ラガーマンのような肉体とそれに見合わぬ繊細なテクニック、そして、両足からの正確なシュートで、イタリアの重戦車ヴィエリ(そういえばヴィエリ弟はオーストラリア代表だった)にも例えられた。

オセアニア連盟に所属していた頃のオーストラリアには重要な試合が限られており、ヴィドゥカは代表で通算11ゴールしか決めていない。これはケイヒルの最多48ゴールはもちろん、1試合13ゴールを記録したアーチー・トンプソンにも及ばない寂しい数字である。

しかし、それでも、彼は欧州で最も活躍した豪州人の一人であり、現在でも同国最高のストライカーに推すファンは、少なくないはずだ。

選出者:編集部H

ルーカス・ニール

【コメント】

オーストラリアといえば「なぜかどんなポジションでも出来る選手」が出て来るという感覚である。そういう点ではジェイソン・チュリナやブレット・ホルマン、マーク・ブレッシャーノらが印象深い。

しかし、最も強烈な存在感を放った選手といえば闘将ルーカス・ニールを挙げたい。やり過ぎ感すらある激しいタックル、激しい指示、熱いキャプテンシー…そして引退後は破産して行方不明に。

まさにサッカーのためだけに生きていたような男である。

選出者:編集部K

ハリー・キューウェル

【コメント】

J歴代でも屈指の大砲エディ・ボスナーと迷ったが、ここはハリー・キューウェルを挙げたい。

90年代後半、「Kewell、何て読むんだろう」という素朴な疑問に始まり、リーズ・ユナイテッドの躍進とともに大きな注目を集めたレフティ。当時のオーストラリア人選手のイメージから乖離した才能豊かなプレーが特徴で、海外ドラマの俳優のような容姿を含め彼の魅力に取りつかれたファンは多いことだろう。

ヤング・リーズの伝説を象徴する選手の一人だ。

選出者:編集部O

マーク・シュウォーツァー

【コメント】

日本代表とオーストラリア代表の間に存在する、一種のライバル関係は、2006年ドイツW杯以降に生まれたものだろう。

そして、そのほとんどの試合で、ゴールマウスに君臨していたのがマーク・シュウォーツァーだった。

決して派手さはないが、プレミアリーグでも圧倒的な地位を築いた守護神は、幾度となく日本の決定機をシャットアウト。190cmを超える体格で堂々と構えるその姿は、まさに“門番”のようであった。

だが、日本代表が彼に対して一つ自慢できることがある。それは、2007年のアジアカップにて、PK戦の末に勝利したことだ。

PK戦に自信を持っていた彼にとって、この歴史は間違いなく苦い記憶。

「サッカー人生初となるPK戦での負け」として、引退した今でも脳裏に焼き付いていることだろう。

選出者:編集部T

ジョン・アロイージ

【コメント】

長らくキューウェル、ヴィドゥカに次ぐオーストラリア第三のFWとしてプレーしてきたアロイージ。2006年ワールドカップで日本代表が“やられた”あの男だ(アロイージは試合を決める3点目をマーク。なお、翌年のアジアカップでも日本からゴールを奪っている)。

地味にイングランド、ベルギー、イタリア、スペインと渡り歩き毎年コンスタントに得点を取り続けた。

スーパーサブとしてもレギュラーとしても活躍し、2005年のコンフェデでは3戦全敗のチームの中で3試合で4ゴールと一人気をはいた。

選出者:編集部Q