アメリカ南部に上陸したハリケーン「ハービー」。

現在は熱帯低気圧に変わりましたが、テキサス州に数日留まるとの予測が出ており、救助要請も数千件に登っている現状、さらなる被害の拡大が懸念されています。

被災した人たちへの支援はすでに始まっており、ジョージア州のカータースビルにあるアンハイザー・ブッシュ社のビール醸造所では50万本の缶入り飲料水が被害地域に届けられました。

8月29日にはさらに15万本の飲料水を支援しました。

Twitter/@AnheuserBusch

同社はアメリカ大手のビール製造会社。主力製品のひとつはあのバドワイザーです。

醸造所では今週、ビールを瓶に入れるボトリングの作業をストップし、ハリケーンの被害にあった地域へ飲料水を送るための作業を集中して行うとのことです。

20年前からの取り組み

アンハイザー・ブッシュでは1988年から年間を通じて、ビール製造を定期的に中断して緊急時のための飲料水の生産を行っていると同社のWebサイトで紹介しています。

http://www.anheuser-busch.com/

http://www.anheuser-busch.com/

同社のスポークスマンが経緯を語っています。

「今回のような災害時に安全で清潔な飲料水を提供することによって生産と物流の強みを活かしていくことが、私達のできる最善の方法です」

過去にはテキサス州とオクラホマ州の洪水被害の被災者、ワシントン州での火災の消火活動にあたった消防隊員、ハリケーンの被災者などに缶の飲料水を提供しています。

この取り組みに対し、称賛の声や、過去に被災した時の経験談がツイッターに上がっています。

今までビールを買ったことがないけどこれからは間違いなく買います。

感謝の気持ちとして、ヒューストンが落ち着くまで、アンハイザー・ブッシュの飲み物を週に20ドルは買います。

私は1993年の洪水被害の時に、アンハイザー・ブッシュから飲料水の支援がありました。あの時はありがとう。

2004年に4つの嵐がフロリダに来た時も同じことをしてくれました。アンハイザー・ブッシュは素晴らしい。

いざという時、企業からの支援は大変ありがたいもの。

日頃からの継続的な備えは本当に大切ですね。