先制PKと決定的な2点目を挙げた家長。チームを1stレグでの勝利に導いた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[ルヴァン杯 準々決勝1stレグ]川崎 2-0 FC東京/8月30日/等々力

 ホームで先勝した川崎の勝利の立役者は、もちろん2ゴールを奪った家長昭博だ。リーグ戦ではここ3試合連続でスタメン起用され、この試合も先発フル出場を果たした。鬼木達監督からの信頼も日増しに高まっているようだ。

 試合は、互いの堅守を破れずじりじりとした展開が続いたが、74分にビッグチャンスが川崎に訪れる。森本貴幸がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。これを「前日に練習していたので、落ち着いて蹴ることができた」という家長がきっちりとゴール右に蹴り込んだ。

 そして、現在の家長の調子の良さを象徴するようなゴールが生まれたのは最終盤に突入した90分。敵陣右サイドで小林悠とのパス交換から、左足で狙い澄ましたシュートを放つと、ボールは相手DF、GKを外側から巻くようにしてゴールに吸い込まれた。

 このビューティフル弾について問われた家長は「(小林)悠と良いワンツーができた。あとは決めるだけでした。(トラップが)珍しく良いところに止まりましたね」と謙遜気味に語ったが、試合前からの雨でスリッピーなピッチの中、密集地帯での見事なトラップからの芸術的なシュートは、その技術の高さを如実に示していた。この得点で川崎は、敵地での2ndレグを俄然優位な立場で迎えることになった。

 チームは、8月5日に行なわれた20節のFC東京戦(△1-1)以来、公式戦7試合負けなし。家長も「チームが良い方向に向かっていることを結果で示せた」と胸を張ってみせた。

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