乾貴士【写真:Getty Images】

写真拡大

 日本代表は30日、ロシアW杯アジア最終予選・オーストラリア代表戦に向けて前日練習を行った。

 他の選手たちと同様、乾貴士も自身の活躍より勝利を優先している。

「自分が決めるというよりも、チームで点を取れれば。勝つことが一番重要なので、まずは明日の一戦に全てをかける気持ちでやりたいなと」

 最終戦の相手であるサウジアラビアがUAEに敗れた。だが「明日勝つだけなので、そこで変わることは何もない」と、乾は目の前のオーストラリア戦に集中する。

 例えば3トップの左で出場すれば、得意のドリブルで果敢に中へと仕掛けていけるだろう。このアタッカーも「ドリブルはかなり有効になってくると思う。特にディフェンスラインはそんなに速さがある選手が多いわけではないので、そこで仕掛けていければ」とイメージを膨らませる。一方で「ドリブルだけじゃやっぱり崩せないと思うので、その中でコンビネーションをしっかり出していければいいかなと思う」と周囲の連係からゴールへ迫る意思も示した。

 オーストラリアは長身の選手が多い。小柄な乾の切れ味鋭い突破が武器となるはずだが、「でも俺は日本人からしても小さいので(笑)」と言う。身長170cm前後の彼にとってはほとんどの相手が自分より大柄。つまり、体格に関係なく自慢のドリブルで相手を翻弄できるということだ。

 そのドリブルとコンビネーションで、日本に多くのチャンスをもたらしたいところだ。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

text by 編集部