所属クラブではゴールから見放されている。昨季はシーズン中の移籍ながらもゴールラッシュを演じたFW久保裕也(ゲント)だが、今季は公式戦6試合連続ノーゴールと結果を残せないまま、ロシアW杯アジア最終予選に臨む日本代表に合流した。

 代表に合流した今、「チームはチーム」と割り切っている。「結果は出ていないけど、チャンスはあるし、あとは決めるだけというところ。入るときは入るし、入らないときは入らないという気持ちでやっている」。

 試合2日前の代表合流となったが、「良い準備ができていると思う」と胸を張ると、勝てば6大会連続でのW杯出場が決まるオーストラリア戦での“ゴール”への思いを語った。4年前、ブラジルW杯行きを決めたFW本田圭佑のPKを「テレビで見ていた」という久保は、「大舞台で得点できることはすごいことなので、そういうゴールを狙っていきたい」と続けた。

 当然、「まずはチームが勝つことが大事」と強調し、「自分がやれることをしっかりやって貢献できたらいい」とピッチに立てば得点以外の部分での貢献も狙う。だが、ゴールに飢えるストライカーが狙う一番の獲物は、6大会連続W杯出場を決めるゴールだろう。

(取材・文 折戸岳彦)


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