Zeebra/撮影=山田大輔

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ついに出そろった「フリースタイルダンジョン」(テレビ朝日系)の二代目モンスター6人。気づけば裂固、輪入道、ACE、FORK、崇勲、呂布カルマと同番組でもチャレンジャーや隠れモンスターとして猛威を振るった鉄壁の布陣に。早くも強さを見せつける新モンスターについて、オーガナイザーZeebraに、その狙いや彼らへ託す思いを聞いた。

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──これまでの約2年間でしっかりとチームとして仕上げてきたものをイチから再び作り直すとなると、新モンスターの人選は相当苦労されたんじゃないですか?

そうですね。人選に関しては旧モンスターたちと、この前リリースした楽曲(「MONSTER VISION」)の制作タイミングとかで話したりしましたね。まずはダンジョンの収録後にミーティングしたときに、1人につき3人ずつ候補を出したんですよ。そこで票が多かった人をピックアップしていったんですけど、そのなかでもバランスが必要になってくるので、属性で言うと……光属性と闇属性があるとしたら、あんまり闇ばっかりでもなぁみたいな感じに考えて。あとは世代感もあるし。そういうことを意識してハメていきました。

――なるほど。

例えば、(サイプレス)上野がジョーカーみたいで攻めづらいポジションだとしたら、ああいう感じでユーモアがあるやつがいたほうがいいってことで崇勲を選んだり。厳密に言うと上野と崇勲って違うんですけど、同じような役割を担ってくれそうっていうところがポイントになってて。ほかにも、漢やT-Pablowが持ってる不良っぽさとかヒリヒリとしたところは、輪入道とか呂布(カルマ)が出してくれるかな、とか。そういう風にバランスを考えましたね。

■ みんなが口をそろえて挙げたのが裂固

──モンスター最年少の裂固くんに関しては、まだ未知数な部分が多いんじゃないですか?

そうですね。でもみんなが口をそろえて裂固の名前を挙げたんですよ。若手で巧いのは裂固だって。なので「じゃあ、間違いないだろう」と。他にもラップが巧い子はたくさんいるし、「アイツでもいいんじゃねぇかな」って子はいろいろいたんです。だけど、バトルが強いって意味では裂固がすごいって。彼はまだ若いし、これからシュッとしていく第一号な気がしてますね。

――他のモンスターに関してはいかがですか?

僕が今回ものすごく楽しみにしているのはFORKですね。一度、隠れモンスターとして出てくれた時はあまり上手くハマらなかったんですけど、チャレンジャーとして出てきた時のヤツの格好良さたるや! あれは尋常じゃなかった。師範代みたいな。そういう感じをぜひ楽しみにしてほしいですね。

――呂布カルマさんはどうでしょう。

呂布はもう“呂布劇場”というか、あれがこれから毎週地上波で見れると思うとたまらないですね。あと、輪入道はもう半分準レギュラーみたいな感じがあるぐらい、ダンジョンの中では印象の強いチャレンジャーだと思うんですけど、漢のストッパーを外したっていう実績もありますし、そういう意味では一番熱くしてくれるんじゃないかっていう期待が彼にはありますね。ACEはもう、声がかかるのをずっと待ってたと思います(笑)。モンスターの気持ちでいてくれたと言うか、ずっとこちら側にいてくれてたと思うし、彼自身、今のヒップホップシーンでも台風の目なんで、引っ張って行って欲しいなと思いますね。

――ラスボスの般若さんに関してはいかがでしょう。

こないだの忘年会の話の続きで、「R(-指定)がラスボスをやらないなら、般若には続投してもらうしかないよね」っていうことになって。でも、その場に般若はいなかったので「般若はどう思うかな」っていう話にもなったんです。実はダンジョンが始まった頃から、いつまでやるか、何があったら辞めるのかっていうことを般若とはずっと2人で話をしてたんですよ。そのときから「正直、俺の代わりはいないっすよね」って言われたりもしてて。

なのでラスボスをもう一度お願いしたときも「そうすか。ちょっと考えさせてください」とは言われたけど、すぐに「俺はやるっす」って戻ってきてくれて。たぶん……あんまり書けないこともあるんだけど、もしここ(ラスボス)にアイツがくるんだったら絶対許せないから、俺がやりますみたいなこととかもあったりすると思うんですよね。

――各自、それぞれの事情があるんですね。でも、今回もかなり強力なメンツになりましたね。

あとはこのチームがどれだけ存続ができるかってところですね。裂固、輪入道、ACE、FORK、崇勲、呂布……実際にこのメンバーでやるとなると結構な感じですよね。おかげ様で、今までのダンジョンでも認知されているメンツだったりするんで、突然素人が出てきたみたいな感じはないと思うんですよね。なので、そこらへんは安心しています!

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