生まれた双子を遺して旅立ってしまった母親(画像は『GoFundMe 2017年7月27日付「3 children who lost both parents」』のスクリーンショット)

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米フロリダ州の幸せなファミリーに突然悲劇が起こった。2歳の娘と妻を残し夫が何者かに銃殺され、その3日後に帝王切開で双子を出産した妻は感染症にかかり、10日後に帰らぬ人となってしまったのだ。現在、残された3人の子供たちの将来のために寄付金サイトにアカウントが設置され、多くの募金が寄せられている。『Palm Beach Post』『Mirror』など複数のメディアが伝えた。

7月11日、フロリダ州ウェストパームビーチにある自宅アパート前でジェヴァン・スッコーさん(26歳)が何者かに撃たれ命を落とした。ジェヴァンさんはパートナーのステファニー・カセレスさん(27歳)との間に2歳になる娘ケイレニーちゃんがおり、もうすぐ生まれる双子の誕生を心待ちにしていたという。

愛する人を亡くした悲しみの中で7月14日、ステファニーさんはジェヴァンJr.君とライラちゃんを帝王切開で出産した。ステファニーさんは7月15日、自身のFacebookに辛い心情を吐露している。

「3人の子供から父親を奪うなんてこと、一体どこの誰ができたというの。子供たちにとって不公平過ぎる。生まれたばかりの双子は、父親に会うことすら叶わなかったのよ。強くならなきゃと思って必死で努力しているけど、今が人生の中で一番辛い闘いかもしれない。」

しかしその後、ステファニーさんは感染症にかかり10日間の集中治療の末、26日に息を引き取った。この日はジェヴァンさんの葬儀の日でもあった。

父親のみならず母親の命までも無情に奪われる結果となり、残された3人の子供たちや親族にとっては二重の悲劇となってしまった。ステファニーさんの母イルマ・メッツァ(Irma Meza)さん、そしてジェヴァンさんのおばのジョニー・サンダースさんも溢れる涙を隠し切れずこのように話している。

「今はどのように前に進めばいいのか、葛藤しています。3人の子供たちが両親を知らずに育って行かなければならないという事実に言葉を失い、ただ悲しく、心が折れています。」

寄付金サイト『GoFundMe』に設置されたアカウントには、多くの人からの追悼メッセージや募金が集まっており、ステファニーさんが4年間働いていたレイク・クラーク・ショアーズにある小児科「Juan E. Batista Pediatrics」にはオムツや新生児用の衣類、ミルクなどが数多く届いている。現在、3人の子供たちは祖父母のもとで育てられているという。

なお、ジェヴァンさんを殺害した犯人はまだ見つかっていない。

画像は『GoFundMe 2017年7月27日付「3 children who lost both parents」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)