オーストラリア戦の前日トレーニングをこなした小林。練習前にはリラックスした表情を見せた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 オーストラリアとの大一番を翌日に控え、小林祐希は気合いを漲らせている。
 
 前日練習を終え、「(今日は)フィニッシュのところ、相手の弱点を突くところは監督も細かく気にしてやっていた。守備は前から激しく奪いにいくところ、引いた時、どちらにせよ慌てて遅れないように、行く時はみんなで一緒にやりたい。クオリティが高い選手が揃っているので、僕は不安はありません」と語る。
 
 個人的にヴァイッド・ハリルホジッチ監督から求められているのは守備面だという。
 
「監督からは、俺のイメージですけど、ボールを激しく奪ってくれと、守備で貢献してくれと。ボールを奪う回数は凄い言われるので、調べたんですが、開幕戦はカンテ(チェルシー)もカゼミーロ(レアル・マドリー)も7回ボールを奪っていて、俺は6回奪っていたので、そんなに変わらないじゃんと。ただ、監督にはそれは言えないので、笑いながら聞いていました」
 
 また、チームメイトとの関係性については「俺は(招集されて)2、3回目だし自分からガミガミ言わずに、この人はどんな人なんだろうと、人間性、中身を知ることも大事だと思うので、いろいろ観察しています」と話す。
 
 もっとも、先輩たちへの尊敬の念は高まるばかりで、ことさら本田圭佑、香川真司の存在の大きさは感じているようだ。
 
「(ふたりは)スタメンに名を連ねる時も、連ねない時も普通にやっていますよね。試合に出るんじゃないかという雰囲気がある。あの人たちがスタメンで出る出ないで、相手の見方も変わってくると思う。結局、最後は誰に頼るのとなったら、『あのふたりに頼るんでしょ』と、みんな感じていると思う。そこで違うやつが出てきたら面白くなると思うし、俺らが割って入れるようにやらなくちゃいけないです」
 
 去り際に「ビックマウスが欲しいんですか?」と笑いを誘った小林は、「試合前日なのであまりざわつかせないように」としながら、「やるべきことをやるだけ。チャンスがあれば狙っていくし、イメージはしています。あとは全員が良い準備をしていることが大事。勝ちましょう!」と、オーストラリア戦への意気込みを口にした。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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