名古屋駅での東海道新幹線N700A系。(c)123rf

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 JR東海は、東海道・山陽新幹線の新しいネット予約&チケットレス乗車サービス「スマートEX」を、9月30日から開始する。専用のクレジットカードやICカードを作成することなく、さらにみどりの窓口に並ぶことなく新幹線をネット予約できるサービスとなり、チケットレスで乗車できるのが最大の特長となっている。また年会費無料のサービスであることも特長のひとつだ。

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 これまで東海道・山陽新幹線の予約は、「エクスプレス予約」がネット予約とチケットレス乗車をカバーしてきた。今回のスマートEXの登場により、既存のエクスプレス予約と競合するかと言うと、そうではない。スマートEXはエクスプレス予約にあった「有料会員限定」、「専用カード使用」の乗車スタイルとは違うサービスのため、はっきりと住み分けができている。エクスプレス予約のお得感は魅力的だが、それほど新幹線に乗る機会が多いわけでもない、せいぜい年に2、3回というユーザーに照準を定めたサービスなのだ。

 コンセプトは「スマートフォンで予約し、ICカードで乗車する」。無料会員登録画面で会員登録と同時に利用料金支払い用のクレジットカードを登録するだけで利用可能。その際、任意だが手持ちの交通系ICカードを登録すれば、会員本人のみの乗車であれば乗車口でそのカードをタッチして乗車ができる。

 登録可能な交通系ICカードは全国相互利用対象のkitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCAの10種類。

 今回のサービスは、料金は窓口価格とほぼ同じだが、「早特」や「早特21」といった割引商品も用意。観光や帰省などさまざまなシーンで気軽に新幹線の活用をうながしたいJR東海では、より手軽なサービスの導入により、スマートフォンからの予約も取り込みたい狙いが見える。サービスの開始は9月30日となっている。