「地獄谷」とも呼ばれる大噴湯は、谷底の切り立った岩盤の間から湯気が立ち込める風景が見もの

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秋田県湯沢市と横手市を巡る、秋を感じるドライブコースをご紹介。紅葉と温泉、地元グルメに体験と、盛りだくさんの一日を!

【写真を見る】8月27日(日)には、27棟(予定)を特別公開するイベント「蔵史めぐり」が開催される(今年は感謝デーとして見学無料)

湯沢横手道路 湯沢IC名

今回の旅は、紅葉に染まる秋田県南部が舞台だ。まずは湯沢市屈指の紅葉の名所「小安峡(おやすきょう)」へ。

【↓次のスポットへは湯沢横手道路無料区間須川IC、県道51号ほか(約36km)】

■ <1>小安峡大噴湯

切り立ったV字谷を色付いた木々が彩る光景は必見。なかでも岩盤の間から蒸気が轟音(ごうおん)と共にもうもうと噴き出す「小安峡大噴湯(だいふんとう)」は迫力満点だ。遊歩道沿いに間近に眺め自然のパワーを体感しよう。

【↓次のスポットへは国道398号、県道51号・310号(約10km)】

足を延ばして、岩手県境手前の国道342号脇に湧く「栗駒仙人水」に立ち寄ってみよう。知る人ぞ知る栗駒の名水は冷たくて甘味があり、飲用水として観光客や周辺住民に喜ばれている。

■ <2>泥湯温泉 奥山旅館

【↓次のスポットへは県道310号・51号、国道398号ほか(約10km)】

■ <3>増田のまちなみ

さらに横手市に移動し、歴史情緒あふれる「増田のまちなみ」を散策。明治時代から昭和初期にかけて商人が築いた建物が残る増田町。中心部は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、通常は18棟が見学可。

【↓次のスポットへは県道108号、市道(約0.3 km)】

■ <4>佐藤養助 漆蔵資料館

お昼は町の中にある「佐藤養助 漆蔵(うるしぐら)資料館」で、名物の稲庭うどんに舌鼓を。「味くらべ」(1140円)は稲庭うどんの特徴である滑らかな食感を存分に満喫できる。館内の内蔵(うちぐら)を見学するのもお忘れなく。

【↓次のスポットへは国道342号、国道13号ほか(約15km)】

■ <5>秋田ふるさと村

最後は秋田の魅力を詰め込んだテーマパーク「秋田ふるさと村」。施設内には川連(かわつら)漆器や大館曲げわっぱなどを展示する工芸展示館や、秋田ならではの手作り体験ができる工芸工房も。桜皮(かば)細工を体験し、おみやげを買って帰途へつこう。

【↓次のスポットへは市道、インターチェンジ出入口(約2 km)】

■ <GOAL>秋田道 横手IC

■総走行距離/約97.3km ■走行時間/約2時間43分※走行時間にはスポット滞在時間は含まず

■ SA・PA Break Time「錦秋湖SA(集約)」

ドライブの途中、つい寄り道したくなるおすすめSA・PA。今回は錦秋湖SAから秋田に来たら味わってほしい地元グルメとおみやげにぴったりのスイーツ2品を紹介。

比内地鶏スープと比内地鶏チャーシューを贅沢に使用した「比内地鶏ラーメン」(880円)秋田の自然に育まれた比内地鶏特有のコクと旨味が堪能できるラーメンだ。

秋田・角館の安藤醸造の醤油を合わせた甘さ控えめのクリームと、あきたこまちの米粉を100%使用した「醤油ろうる」(1350円)もちもちのスポンジが魅力。【ハイウェイウォーカー編集部】