トライ&エラーで時間をかけて育まれる子どもの力は“本物の生きる力”です



お友だちとのトラブルや兄弟喧嘩についてはお母さん方の対応や考え方は様々です。仲裁する、叱る、放っておく…どの方法がいいのか、正解がないだけにとても迷いますよね。でもコミュニケーションの視点でみると、喧嘩は人間関係を学ぶ絶好のチャンスなのです。発想の転換で、できればこの機会を生かして子どもの力になっていく方法を考えたいものです。喧嘩は社会性を育てる機会という視点でとらえましょう。

最初は様子観察。子どもだけのやり取りで様々な思いを巡らせています



喧嘩で悔しい思いをする経験は、子どもの情緒の発達には必要なことです。子どもなりに「しまった、そんなつもりじゃなかったのに」「悪かった。やり過ぎた」と後悔したり反省したりすることも。「ひどいこと言われたけど、やっぱり仲良くしたい」と思ったり、仲直りしたあとにホッとする体験も、人間関係を学ぶ上で大切です。手や足が出ないうちは、本人たちから助けを求められるまでは見守りましょう。

喧嘩を裁かなくてもいいための5つのステップ。時間はかかっても効果的



喧嘩両成敗といいますが、大人が白黒つけて解決してしまうことは、子どもたちの解決力が育つ機会を奪ってしまいます。1に子どもの気持ちを聴くことです。2に子どもの言った言葉を繰り返しながら状況を整理しましょう。3に子どもの気持ちを引き出そう。その時どうしたかったの?どうすればよかったのかな?4にどうしたいか新しい行動を導きましょう。5に相手の気持ちも考えられる子であればさらに良い展開です。

次に繋がるための会話力、解決力と感情コントロールを習得できる



子どもに気持ちを聴いている時に、その場の状況を責めたり問いただしたりすることなくただ寄り添って整理してあげましょう。ポイントは言葉を変えずに繰り返すことです。できごとを振り返ることで自分で整理できるようになります。決して「こういうことでしょ」と話を終わらせない姿勢を忘れずに。これができると、子どもは自分の気持ちをわかってもらえた!ということでかなり落ち着いてきます。この整理を繰り返していくことで対処力や解決力を蓄えていきます。

今日の1日1成長



喧嘩はジャッジを下さず、聴く&提案で人間関係を構築する源にしよう子どもの解決力も1成長、お母さんの聴く力も1成長。森みきこ(文)竹内エリカ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/