オーストラリア戦の前日会見に臨んだハリルホジッチ監督。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

 2017年8月30日、オーストラリア戦の前日会見に臨んだヴァイッド・ハリルホジッチ監督は準備期間の短さについて次のように話していた。
 
「どちらかと言うとメンタルの準備。リカバリー中心です。昨日は戦術的なトレーニングもしたが、疲労や暑さを考慮してかなり軽いトレーニングにしています。話はたくさんしています。個別にビデオを見せたりしています。非常に良い雰囲気になっている」
 
 緊張感は伝わってくるものの、落ち着いてもいる。ハリルホジッチ監督が今回の記者会見でいつも以上に冷静に対応できているのも、しっかりと戦略を練れているからかもしれない。事実、オーストラリアの印象について訊かれた指揮官は表情に自信を漲らせながらこう言っていた。
 
「オーストラリアは2か月ぐらいチェックしており、分析してきました。今回の23人のリストを見た時、どういう形でくるか、ふたりの可能性が見えました。中盤に人数をかけるか、より攻撃に来るか、そう考えています。
 
もちろん、日本も分析されていますからね。我々にとってのほうが難しいゲームになるかもしれない。ただ、向こうが知らない選手も、今回は我々のメンバーにいます。私はオーストラリアを自分のチームかのように把握している。経験とゲームコントロールは向こうのほうが上かもしれないが、ダメージを与える力は持っている。(昨年10月の)アウェーゲームでも上手くいった部分がありましたからね」
 
 「オーストラリアを自分のチームのように把握している」──。その自信が結果としてあらわれるか。ハリルホジッチ監督の采配に期待したい。