ロフトプラスワンとは何か?

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新宿にロフトプラスワンというトークライブハウスがあります。そこでは日替わりでトークショーが行われ、1日店長がしゃべります。このお店のルールは独特で、1日店長は気に入らない客を追い出すことができるかわりに、ステージの終わりに客席にマイクが回されます。客からの容赦ない批判も登場し、1日店長はそれに向き合う必要があります。

何が起こっていたのか

そんなロフトプラスワンを作り上げた平野悠による著作が『TALK is LOFT 新宿ロフトプラスワン事件簿』(ロフトブックス)です。本書は、音楽、映画、文学、マンガ、アニメ、お笑い、アイドル、エロ、政治経済、社会問題といったあらゆるテーマで行われてきたトークイベントで巻き起こった事件をふりかえっています。

伝説の人物も

ロフトプラスワンには、伝説の人物も多く出演しています。ドキュメンタリー映画『ゆきゆきて神軍』に出演した奥崎謙三や、映画監督の若松孝二などにまつわる豪傑なエピソードがたっぷりと語られています。そのほか、90年代サブカルチャーの一端を担った青山正明が開いた「鬼畜ナイト」や、藤井良樹、中森明夫らが開いていたライダーズ・デンなど、今も語り継がれるイベントに関しても、その場で見た生身のルポルタージュが記されたとてもスリリングな本です。