プラッシー(写真はWikimedia Commonsから、作者:栗原 岳さん)

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NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」に登場した飲料水「OISSY」が、昭和世代のネット民を興奮の渦に巻き込んでいる。

昭和の米穀店で見かけた飲料水「PLUSSY」のパロディではないか――。ネット上でこう注目され、「プラッシー」が2017年8月30日の放送直後から、ツイッターのトレンド欄にあがってきた。

お米屋さんでジュースと言えば......

2017年8月30日放送の「ひよっこ」では、主人公のみね子(有村架純さん)と幼馴染の時子(佐久間由衣さん)が、さおり(伊藤沙莉さん)の実家(米穀店)を訪問する場面が放送された。ふとした事で言い合いになった3人は、さおりの提案でジュースを飲むことに。椅子を囲み、瓶入りのジュースで一息ついた......のだが、視聴者の視線は瓶の商品名「OISSY」に注がれた。

昭和30年代以降、米穀店で販売されていた果汁入りの飲料水「プラッシー(PLUSSY)」をモチーフとしているのではないか――。ツイッターなどインターネット上で、こんな反応が続々と寄せられた。

「さおりが『飲む?』って勧めたジュース『オイッシー』って『プラッシー』のパロディだよね?(笑)」
「昭和のお米屋さんで ジュースと言えば、プラッシー(PLUSSY)でしたね。ドラマ内では オイッシー(OISSY)になってますが...」
「ああー!!懐かしいです、タケダのプラッシー(的な...)。お米屋さんで扱ってましたよね。好きだった〜。今でもあるのかな...」
「プラッシー飲んでたよ。みかんジュースで中にみかんのツブツブ入ってた。昔だから果汁は少なかったんじゃないかな」

「プラッシー」は今でも販売中

プラッシーは、武田薬品工業の食品部門を担当する子会社の武田食品工業が1958年に発売した果汁飲料だ。薬品会社を母体とする同社は清涼飲料を販売する取引先を持っておらず、米穀店と自動販売機でプラッシーは販売された。1980年代に製造中止を迎えるが、1998年にリニューアルされ復活している。

同社の事業は2006年、ハウス食品グループ本社の完全子会社として新たに誕生したハウスウェルネスフーズ(兵庫県伊丹市)に受け継がれた。プラッシーも変わらず販売されており、もちろん米穀店に限らず一般的な販路にも流通している。ツイッターでは「ひよっこ」放送以降、

「プラッシーまだ売ってたのか」
「プラッシーまだ売ってるのね。でもちょっと瓶が違う」
「いまだにプラッシー売ってるお店あるよ。米屋行けばあるんじゃないかな」

という驚きの声が上がっている。